EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(EYSC)

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テクノロジーTechnology

データサイエンスの力で
クライアントの企業価値を高める

データサイエンス

マネージャー

これまでのキャリアとEYを選んだ理由

EYに入社する前は、中国の厦門大学で産業組織論や国際経済学の研究を進めると共に、マクロ経済学、金融論などの講義で学生たちの指導に当たっていました。コンサルタントという仕事に関心を持ったのは、ゴールが明確であること、ハイペースで仕事を進められることに魅力を感じたからです。研究職というのは長期スパンの仕事が多く、実際にこの研究が役に立つのかどうか、研究中はわからないことが往々にしてあります。その点、クライアントの目的ベースで集中的にプロジェクトに取り組むコンサルタントのスタイルは、モチベーションを持続する点においても心が惹かれました。

複数のコンサルティングファームとコンタクトを取る中、EYの面接では、現在私が所属するData Scienceのメンバーと話をする機会がありました。専門分野が異なるにもかかわらず、私の専門について深掘りしていただき、話が盛り上がったことを覚えています。非常に頭の回転の速い人たちだなと感じ、その印象は今でも変わっていません。

担当しているプロジェクト

守秘義務において問題ない範囲でお話しますと、例えばメーカーさんの製品が、オフィスの従業員の生産性や満足度にどう影響するか効果測定をする、といった案件があります。また、製薬企業さんであれば、新薬がターゲットとする疾患による経済的な損失を算出し、医療関係者だけでなく官庁への働きかけを目指すプロジェクトなどもありました。

初めから分析ありきの案件は比較的少なく、ほとんどはビジネスコンサルティングとしていただいた案件において、クライアントのニーズに応えるためにデータサイエンスを活用することが多いです。

一日の働き方

各案件の最初のミーティングや提案時のクライアント先への訪問を除けば、ほぼリモートで仕事をしています。朝、その日の作業内容を確認してからスタートし、資料作成などは頭がクリアなうちに済ませます。集中力を要する作業は午後にじっくり落ち着いて。Data Scienceユニットは、私も含め研究経験がある人が多いので、夜に静かな環境で作業することを好む人が多いかもしれません。夕方に少し仮眠を取ることで、仕事の効率を落とさないようにしています。

09:30    スケジュール確認、内部ミーティング
13:00    資料作成、データ分析など
14:30    外部ミーティング
16:00    各種手続き、組織運営業務
17:30    仮眠
18:00    作業
19:00    終業

他チームとのコラボレーション

常に他部門とのコラボレーションを行っていると言っても過言ではありません。Data Scienceユニットが単独で進めている案件は比較的少数です。先ほども申し上げた通り、初めからデータサイエンスの活用を主眼とした案件だけでなく、多岐にわたる課題解決のためにデータサイエンスを活用することができるので、他部門との協業により幅広い案件に携われるのは大きなメリットだと考えています。また、部門によってプロジェクトの進め方や資料作成の方法が異なるため、協業によって学べることは少なくありません。業務を通して他部門のドメインナレッジを得られることも大きな魅力です。

EYに入社して良かったこと、分かったこと

EYにはフラットでフレキシブルな文化を感じており、厳しい上下関係は皆無です。穏やかな人が多く、世間一般でイメージされるコンサルタントの「プライベートよりも仕事に情熱を傾け、華やかな世界」という雰囲気がなく、私にとってはとても快適な環境です。

また、他部門とのコラボレーションの一環になりますが、海外チームとの共同提案や成果物に関するディスカッションの機会もあり、多様な視点との出会いは非常に刺激的です。

これからの目標

日本社会は「データ」ではなく「場の空気」で意思決定することが多々あると認識しています。クライアントの中にもさまざまな事情があることを理解した上で、より合理的に意思決定できるようなサポートを心掛けています。

私たちはデータ分析を行いますが、クライアントの目的はデータ分析自体ではなく、そこで得た知見を活用して企業価値を向上させることです。私たちは、コーディングやシステム開発のみに注力するのではなく、「データ分析もできるコンサルタント」であることを忘れてはならないと考えています。天文学は望遠鏡の研究をしているわけではなく、あくまでも星を見ています。コンサルタントとして、データ分析を活用しながらクライアント目線のサポートを継続していきたいと思っています。

私個人としては、プレーヤーではなく上位職としての役割を意識する必要が出てきていると感じます。他のメンバーへのコーチングやトレーニングのスキルも向上させていきたいですね。

私にとってのBuilding a better working world

クライアントが私たちの助言・支援によってより良い製品やサービスを提供するようになること、あるいは、そこで働く方々により良い環境を提供できること。私たちのサポートを受けたクライアントを通じて、社会のウェルビーイングを高められるのであれば、それに勝る喜びはありません。

EYに関心をお持ちのあなたへ

未知の事柄について能動的に学び、キャッチアップすることが苦にならない方に入社いただけたらうれしいですね。実際にEYには、学習や自己開発の機会が多岐にわたり広がっています。多様な経歴を持つ人たちが集まっているため、自分の専門性を高めるだけでなく、さまざまな分野の知見を得ることが可能な環境です。コンサルティング未経験の方も含め、高度な専門性を持ちながらもその専門にこだわらずに新たな分野に挑戦できる方に、ぜひ参画してほしいと願っています。