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Special Contents 一年後が見える。先輩インタビュー
入社2年目 / コンサルタント S.H.
2023年4月に入社し、現在は若手スタッフ組織であるACGに所属しています。ACGはコンサルタントからシニアコンサルタントになるまでの間に所属する組織で、実務に携わりながらコンサルタントに必要な知識やスキルを身に付けることができます。私は観光再生プロジェクトやデジタル田園都市国家構想事業などの案件に携わりながら実務経験を積んでいます。社会にとって意義のあることを実現できるよう、これからもコンサルタントのスキルを磨いていきたいと思っています。
「人と自然が共生できる街づくり」の実現を目指して
私は幼い頃から動物が好きで、動物の命を救うために獣医師になりたいと考えていました。でも、獣医師は目の前の動物しか救えない、もっと大きな規模で救うためにはどうしたらいいのか。そう考えた時に、「人と自然が共生できる街づくり」というキーワードが浮かびました。街づくりに関わる方法はいくつかありますが、当時はインフラに興味があったので、大学は土木関係の学科へ。自分たちで橋を造るなど、街の根幹となるものづくりについて学びました。
大学での学びは私にとって非常に重要なものでした。同時に、将来について考えた時、自分はもっと人と関わったりコミュニティをつくったりすることに興味があるのではないかと思い始めました。街づくりに関わるのは土木関係に限らず、ゼネコン、デベロッパー、中央省庁、地方自治体などさまざま。コンサルティングファームであれば、一つのアプローチに限定せず、さまざまな方法で街づくりの実現に貢献できるのではないかと考えました。
若手にも活躍の機会を与え、
フォロー体制も万全
EYに関心を持ったのは、G&Iという公共・社会インフラセクターの存在が大きかったと思います。この会社なら、自分が興味ある分野に挑戦できそうだと感じたのです。また、採用面接で面接官の人柄に触れたこともEYを選ぶ決め手となりました。一般的には面接と言えば学生が話をする場だと思いますが、EYでは、ご自身のエピソードを話してくださる面接官もいて印象的でした。仕事で苦労した際にマネージャーに助けられた話などを聞くうちに、面接官の人間性に惹かれると同時に、EYという会社は、組織として一人一人の成長を長期的に見守ってくれる会社なのだと感じました。
入社して2年目になりますが、その時の直感は間違っていなかったと思っています。座学研修を終えてプロジェクトに配属され、1カ月半くらいたった頃にはファシリテーターとしてお客さまの前に立つ機会が訪れます。新人でもどんどん前に立たせ、ファシリテートに関するフィードバックの時間もしっかり取ってくださるので、とても勉強になりますし、ありがたい機会だと思っています。。
以前、仕事のことで悩み、感情に任せてマネージャーに電話をかけてしまったことがあるのですが、親身に話を聞いてくれた上に具体的なアドバイスまでいただき、最後は「つらい時はいつでも電話をかけていいよ」とおっしゃってくださって。心強い気持ちでいっぱいになりました。
9:00
業務開始
クライアントからのメールを確認したり、内部タッチポイントで報告する事項をOneNoteに書き出したりします。
9:30
デイリータッチポイント(チーム全体)
チーム全員が参加するミーティング。打ち合わせ日程や打ち合わせの進め方などのロジ回りの確認やマネージャーなどに作業の進捗報告や相談を行い、適宜アドバイスをいただきます。
10:00
デイリータッチポイント(スタッフ)
資料作成を行うスタッフ間で細かな資料内容の相談や作業分担を行います。
10:30
個人作業
デスクトップリサーチを行ったり、パワーポイントやエクセルで資料を作成したりします。困った時には、チャットでチームメンバーとコミュニケーションを取りながら進めます。
12:00
ランチ
ほとんどがリモートワークなので、家で軽く済ませることが多いですが、たまに同期や先輩方と予定を合わせてランチに行くこともあります。
13:00
クライアントミーティング
クライアントとの定例ミーティングでは、1週間に1回程度、作業の進捗報告や残論点に関する議論を行います。1年目の社員も自分の作成した資料の説明やディスカッションをしたり、時には全体ファシリテーターを担当したりします。
14:00
ラップアップミーティング
クライアントミーティングを受けて、ネクストアクションを内部の打ち合わせで話し合います。
15:00
個人作業(議事メモ作成、クライアント対応など)
クライアントミーティングの議事メモを作成します。議事メモはマネージャーのレビューをいただき、適宜修正した上でクライアントにお送りします。
クライアントから直接電話で質問や確認をされることもあります。対応可能な内容は誠実に回答し、難しい場合にはマネージャーなどに確認した上で折り返します。
18:00
作業完了+必要に応じて報告
必要に応じて相談事項や作業内容を報告。作業の進め方は任されることが多いので、作業上でのリスクがあれば急ぎ報告を行います。特段なければ翌日のデイリータッチポイントでの報告とします。
19:00
夕食
実家暮らしなので母とたわいない会話をしながら夕食を食べます。余裕があれば、夕食後に近所へテニスに行くことも。金曜日は同期と食事会に出掛けることも多いです。
キャリアデザインに不可欠な多彩な専門家との出会い
現在はACGに所属しながら各プロジェクトに参画しています。主にACGメンバーからはキャリアについて、プロジェクトメンバーからはビジネススキルについて指導やサポートをしていただいています。私は自分の希望もあってG&I関連の仕事が中心になっていますが、同期の中にはさまざまな分野のプロジェクトを経験している社員もいます。まだコンサルティングの仕事とはどんなものか分からないうちに部署が決まるよりも、ACGに所属して、さまざまなプロジェクトの経験を積み、多方面の専門家から話を聞く機会があるのは、その後のキャリアを考える上でも大変貴重だと思います。
私は始めにお話しした通り、「人と自然の共生できる街づくり」を実現したいと願っているのですが、1年半ほどEYで仕事をするうちに、中央省庁などが手掛けるルールメイキングに携わり、街づくりに関わる政策策定などで貢献したいと思うようになりました。さまざまな案件に関わることで、自分なりに自身の夢を実現する方向性が見えてきました。ただ、上流の仕事をするのであれば、現場の声を知っておく必要があると思うので、今は現場でしっかり経験を重ねていきたいと思っています。
社会的な意義を意識し、自分の仕事に誇りを持ちたい
企業というのは、当初の理念から離れて目の前の利益を追求しがちな面があるかもしれませんが、長期的に見た時に、日本にとって価値があるのか、市民にとって価値があるのか、といった観点を忘れてはいけないと思っています。私自身もこうした信念を貫き、クライアントに対してしっかりと意見できるコンサルタントになりたいと考えています。社会にとって意義のある仕事をすることで、自分の仕事にも誇りを持てるはずです。自分はこんな仕事をしたのだと後々自信を持って言えるようになりたい。それが、ひいては、EYのパーパス(存在意義)である「Building a better working world(より良い社会の構築を目指して)」につながるのではないかと思うのです。
大学生になった時、それまでの高校時代とは一転して「やりたいことをやっていいよ」と自由な選択を迫られたような不安を感じたことを覚えています。何かを始めるなら、明確な理由がなければいけないような気がしました。でも、今言えるのは、「好きだから」「面白そうだから」とい好奇心があるのであれば、興味を持ったことに飛び込んでみるのが良いと思います。何かに熱中した経験は、必ず財産になります。そこで生まれる人とのつながりやコミュニケーション力、考える力などは、コンサルタントとしても大いにそう思います。
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入社1〜3年目の若手コンサルタントたちが、EYへの入社を決めた理由、また入社後の研修や実際の仕事、自身で実感している成長、今後の夢などについて語ります。先輩社員のトークから、入社後のご自身やEYの社風をイメージしてみてください。