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M&Aアドバイザリー
Transaction and Corporate Finance

Lead Advisory(LA)チーム

LAチームは以下3チームで構成されています。それぞれのチーム事例をご紹介いたします。

MA(M&Aアドバイザリー)チーム
鉄鋼商社の欧州地場同業会社買収支援

日本有数の鉄鋼商社が欧州で地場有数の同業会社を買収するという案件。
それに際しEYは日欧にてFA、財務/税務/HR/ITDDおよびPMIサポートを提供したしました。
EY内のOne Profitの体現のため、さらなるコラボレーション強化を行って実現したM&A案件の事例をご紹介します。

<本プロジェクトの難しさおよびやりがい>

地元の名士が子供のように育てた会社の買収であったことから、オーナーやご家族の思いに寄り添いつつクライアントのベネフィットを守るという難しい案件でした。
また、DDの中で会計処理の違い、在庫計上の方法の違いによる数字の調整、一部ご家族のリテンション、独自開発室システムの引き継ぎ/乗せ換えと複雑な案件で一年超の期間を有しましたが、無事クローズさせることができ、オーナーー家やクライアントに納得いただける形となりました。

IA(インフラストラクチャー アドバイザリー)チーム
海洋再生可能エネルギー発電設備整備促進区域公募(洋上風力発電事業)入札支援業務

「2050年カーボンニュートラル」宣言の実現に向け、経済産業省および国土交通省は、「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律(再エネ海域利用法)」に基づき、日本の領海および内水の海域において、洋上風力発電事業を行う事業者を公募し、選定していました。EYは2019年から専属チームを立ち上げ、過去3回実施された公募全てにおいて、政府側または事業者側でアドバイザリー業務を提供しました。

国内外の企業がコンソーシアムを組成し、発電事業を行う海域の占有権を求め、公募占用指針に基づき入札図書を作成します。検討すべき分野は技術的なものから、市場分析、電力価格の将来見通し、事業性の検証、資金調達手法、リスク分析、地域活性化策等々、非常に多岐にわたり、長期間のコンソーシアムの議論を導くためのナビゲーターを必要としていました。
これはEYのパーパスである「より良い社会の構築」に正しく資するものであり、脱炭素社会の実現に貢献できたプロジェクトでした。

プロジェクトはEYパルテノンのTCF(IA・VMEチーム)、EYストラテジー&コンサルティングからG&Iチーム、Energyチーム。またEY税理法人、EY新日本有限責任監査法人等複数のチームで構成されました。
プロジェクトを成功に導くために、洋上風力発電事業のみならず、会計・税務、ファイナンス、観光業、漁業・農業、学校・教育産業、海運業等々、専門的な知見を有するEY日本のチームを形成し、コンソーシアムの各ワーキンググループに対応したきめ細かい対応を実施しました。
案件全体をインフラストラクチャーアドバイザリーがリードしつつ、VME、EYSCのG&I、およびEnergyセクター、EY税理士法人、EY新日本有限責任監査法人FAAS事業部がコラボレーションすることにより、EY日本が一丸となって、クライアントの入札図書作成に貢献できました。

<本プロジェクトの難しさおよびやりがい>

長期間にわたる業務提供期間には、コンソーシアム内の検討も二転三転したり、スタートに立ち戻ったり、あるいは技術的・物理的な制約が発生したりと、考えた通りに物事が進む事の方がまれです。また、コンソーシアムの国内外の参画企業のみならず、政府・地元自治体、漁業組合関係者、地域金融機関、地元企業、地元で生活する市民等々、非常に多くのステークホルダーの意向が複雑に絡み合ったPJであり、「三方一両損」どころではなく、関係者間のバランス調整に苦心するところでもあり、入札に関する総合アドバイザーとして、最も手腕が問われる部分でもあります。

また、EYは洋上風力発電事業以前に、空港、有料高速道路、上下水道・浄水場、再生可能エネルギー発電所、スタジアム・アリーナ等、さまざまなインフラ事業の民営化案件において、政府側または事業者側でアドバイザリー業務を提供した経験があり、この種の入札図書の作成に関し十分なノウハウを有していました。さらに国内外のエネルギーインフラのM&Aで培ったセクターナレッジ、ファイナンシャル・アドバイザーとしての経験・実績を加味し、コンソーシアムの検討を支援しました。
単に政府側のアドバイザリー実績がある、あるいは調査・分析を実施するシンクタンク等とは異なり、実際のトランザクションに数多く関与した実績を有するEYならではの、一気通貫で業務を提供できる強みがあり、クライアントに寄り添ったアドバイザリー業務の提供ができました。

CIA(コーポレート インテリジェンス アドバイザリー)チーム
ITベンダーの事業ポートフォリオマネジメント改革支援

事業会社クライアント向けには中計策定や個別事業の戦略策定から、その後に発生するニーズに対してバイサイドおよびセルサイドのアドバイザーとしてM&A実行の支援を提供しております。また、PEやファンド向けには投資先の事業計画策定支援など、バリューアップに関わる支援から買収・売却支援まで行っています。

<本プロジェクトの難しさおよびやりがい>

いわゆるJTC(Japan Traditional Company)でありながらもITベンダーという最先端を進む必要がありました。
クライアントにおいて、週次でクライアント全役員とのミーティングを行い、隠れた意思・思いを引き出しながら
在るべき方向にリードしていく必要がある難易度の高い案件でした。
プロジェクト後は個別事業のデータセンターとセキュリティ事業計画策定の支援をすると共に、EYのITコンサルチームとの
ERP/CRMソリューションの拡販協業までつながり、クライアントとEYが面と面での付き合いができており、
EYの総合力が発揮された案件となりました。

LAチームがクライアントに提供できる価値

私たちEYのLead Advisoryチームは一般的に見られるようなM&Aプロセスにおけるエグゼキューション支援業務(プロセスマネジメントや交渉支援等)のみならず、プロセス上流のM&A戦略支援や、インフラセクターの非トランザクション領域(公共インフラアドバイザリー等)までを一つの組織でカバーできます。
それが強みであり、クライアントに提供できる大きな価値の一つです。

チーム紹介

M&Aアドバイザリー

リーダーメッセージ

M&Aに求められるのは
知識・経験だけではない人間力