組織・人材マネジメント
People Consulting
10年後を見据えた人材戦略とは?
〜中長期戦略に実現に資する人材ポートフォリオ策定プロジェクト〜
VUCA時代と言われる昨今において、企業を取り巻く環境変化のスピードはますます増し、その先行きも不透明になってきています。
そのような状況の中、物流を中心とした事業を展開するクライアントにおいては、2024年問題に代表される生産性課題や、将来的な労働力不足に加え、カーボンニュートラル等の社会的要請にも応え持続的成長を続けるため、事業構造のトランスフォーメーションを余儀なくされてます。
長期的な事業ポートフォリオ変革に対応し、人材の量・質(人材ポートフォリオ)の面でもどのような変革が必要となるのか明確化が急務となっていました。
クライアントに提供したEYならではの価値
事業の長期的成長ビジョンを実現するための人材ポートフォリオの可視化と人材変革の実現を、クライアントプロジェクトチームと一体となり密な協働体制で確実な改革推進を支援いたしました。
具体的な支援は下記の内容です。
- 長期経営戦略や人材に関わる経営陣へのインタビュー、人材ポートフォリオ分析の設計・実行支援、マネジメントワークショップの企画・運営、長期人材戦略の策定
- Employee Value Proposition(従業員への提供価値)やさまざまな人材改革の取り組みなどEYグローバルの事例・フレームワーク等も導入し、クライアントに対する新たな視点の提供
私たちのチームは組織・人事コンサルティングに関わる知見だけでなく、さまざまなバックボーンを持ったメンバーがおり、総合コンサルティングファームとして保有する経営・業務コンサルティングのノウハウに加え、人材ポートフォリオや人材戦略に関わる多数の支援実績に基づいて支援しています。
プロジェクトにおける困難点
- クライアントの長期的持続的成長を実現するため、社会情勢や事業環境変化などより俯瞰(ふかん)的・マクロ的な視点に立った検討が必要な点
- クライアントの長期経営戦略との連動性を担保するため、社長を含むクライアント経営メンバーからの経営ビジョン・意思を直接引き出す必要がある点
上記を実現するため、EYが経営メンバーへのインタビューやワークショップを企画・ファシリテートしたことで、長期経営戦略と整合した人材ポートフォリオ、人材戦略の在り方を明確にすることができました。