サプライチェーン
Supply Chain & Operations
グローバル連携(In-bound)支援
高度な製造技術が必要なバイオ医薬品の製造ネットワークや、製造委受託プロセスの最適化を目指すグローバル戦略の一環として、グローバルサプライチェーンモデルの再構築を進めていました。
製薬市場には各国固有のルールが存在します。特に日本市場においてはグローバルモデルを適応させる必要があり、日本に適応したモデルの策定および定着が求められていました。そのため、グローバルとの円滑なサポート支援とモデル変更に伴う税務視点でのサポート体制の構築が必要とされていました。
EYの体制とそれぞれの役割
EY Japan Consulting のSC&Oのチームと、EY Japan TAX、EY United Statesでチームを組んで推進しました。
各チームの役割は下記です。
- Japan SC&O:クライアント日本チームのプロジェクト管理、日本におけるサプライチェーンモデル検討のためのGAP分析
- Japan TAX:移転価格・輸出入プロセス変更の検討
- EY US: クライアントグローバルサイドのプロジェクトマネジメント・コミュニケーションの支援
クライアントに提供したEYならではの価値
主に以下4点のサポートを提供できました。
- グローバル-日本の懸け橋となるPMO/プロジェクトマネジメント(マイルストン設定、リスク管理、 PJガバナンス等)
- グローバルモデルと日本モデルのFit&GAP分析およびGAPに対する対応策立案
- サプライチェーンモデル変更に伴う輸出入プロセスの再構築支援
- サプライチェーンモデル変更に伴うCMOとの契約更新サポート
プロジェクトにおける困難点
日本固有のルール、レギュレーションとグローバルモデルをいかに適応するかの検証と対応策検討の必要性があった点が困難でした。それの実現にあたってはグローバルレベルでの円滑なコミュニケーション体制が必要とされていたことも挙げられます。