サプライチェーン
Supply Chain & Operations
グローバル連携(Out-bound)支援
現場主導でSmart Factoryの検討が実施されていたが、自動化設備の導入候補の抽出にとどまり、全社的な取り組みとしては進められていませんでした。また、都度の改善活動をベースにデジタル活用の検討が進められていましたが、取り組みが乱立しており、全社としての優先順位が見極められていない状況でした。
EYがJapanだけでなく、グローバルの現地拠点のチームと連携してご支援した事例をご紹介します。
EYの体制とそれぞれの役割
EY Japan Consulting のSC&O、Japan Outbound Business(JOB)、EY現地拠点のSC&Oでチームを組んで推進しました。
各チームの役割は下記です。
- Japan SC&O:Vision策定、管理業務を中心とする詳細企画ご支援
- JOB:日本や現地役員とのコミュニケーション
- EY現地拠点 SC&O:現場作業を中心とする製造領域の企画ご支援
クライアントに提供したEYならではの価値
マザー工場の経営層が策定する「10年後の目指す姿および次期中期の主要施策と実行計画」の構想フェーズでは、End to EndのSupply Chainの専門性を有するEY Japan SC&Oが検討を推進しつつ、お客さま現地コミュニケーションをEY JOBチームが実施する体制で支援を実施しました。
また、実務現場へのVision・中期計画の共有と各業務領域における施策の具体化を行う詳細企画フェーズにおいては、クライアント体制に応じた言語での支援体制でJapanと現地拠点のEY SC&Oチームで検討支援を実施しました。
プロジェクトにおける困難点
10年後を見据えつつ、次期中期で実現するDXのVisionを全社共通認識とした取り組みが重要でした。
現場主導の検討や改善ベースの個別での活動を事業全体で取り組み、整合性をとりつつ、変革の効果最大化と現場変革意識の醸成を図ることも必要だった点が困難でした。