EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(EYSC)

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テクノロジー・ストラテジー&トランスフォーメーション
Technology Strategy & Transformation

自動車会社におけるMarketing & Sales領域のシステム導入支援

本プロジェクトはある自動車メーカーのMarketing & Sales領域におけるシステム導入支援として、ビジネス・システム双方での将来構想検討やロードマップ策定、市場やソリューションの調査、システム導入における方策案やリスク対応といったアドバイザリー業務を行っています。

自動車業界では、「CASE(Connected, Autonomous, Shared, Electric)」といわれる大きなビジネスの転換期を迎えています。人々の自動車を利用する目的も多様化し、それぞれのニーズにあったサービス・サポートを提供していくことが自動車会社としても求められています。購買行動の変化や車に対する価値観の変化といった、消費者行動の変容に合わせ、自動車メーカーとしても商品を軸とした「販売志向型」から、市場・顧客のニーズに合った「顧客志向型」のマーケティング戦略を実行していく必要があり、その中で、「顧客を理解」し「顧客との最適な接点」を増やすことを目指すべく、ビジネスプロセスの改革や顧客へのアプローチ方法を具体化し、それらを実現するためのシステム導入・拡大を進めています。

具体的には、メーカー、ディーラー、車、顧客(SNSやマイページ等)が持っているさまざまなデータをDigital Marketing Platformという1つのシステムに集約・一元管理し、そのデータを分析、これまでの実績を基に顧客へのオンライン(Webサイト/SNS/オンラインサービス等)・オフライン(CM/広告/DM等)双方でのアプローチにつなげていきます。これらを実現するために、ビジネス視点では施策やその結果を分析することでメーカーやディーラーの新たな業務施策を検討し、システム視点ではPlatform構築や、複雑なシステム間でのデータ連携、AIを用いた分析システムの導入といった支援を行っています。また、それらを利用する組織・人材・プロセスの改善においても、ビジネス構想策定から運用の安定化までを一気通貫に支援しています。

EYの体制とそれぞれの役割

本プロジェクトではビジネスコンサルティング(BC)とテクノロジーコンサルティング(TC)の協業による体制で支援しています。BCは自動車業界における背景・課題を熟知した上で、他社のユースケースやEYナレッジを活用し、クライアントの目指すべき姿に向けて将来構想やビジネス要件を具体化することを支援しています。TCではそのあるべき姿を実現するために、ビジネス・システムの両面からAS-IS/TO-BEのFit&Gapを行い、実現可能なソリューションを導き出し、方策案を提供します。

チームは自動車業界の深い知見を持っているBusiness Analyst(BA)、最新のテクノロジーやシステム導入の知識を有するSystem Architect(SA)、プロジェクトの構想検討や推進していく上で必須となるPM/PMOの有識者といったメンバーによって構成されています。クライアントに対して最適なサービスを提供できるよう、プロジェクトの課題やフェーズに応じて適切なメンバーをアサインし、それぞれのメンバーが貢献しています。

クライアントに提供したEYならではの価値

ユニットを越えたコラボレーションによる広範囲でのサービス提供を行っていることです。前述の通り、BC・TCがそれぞれの強みを生かしてOne Teamとしてサービスを提供しています。クライアントの課題に対して、経営方針やビジネスロードマップといった上流から、実際のビジネスプロセス改善、そしてそれらを実現させるためのソリューション導入まで、End to Endに支援することが可能です。

Marketing & Sales領域では日々変わる市場やお客さまの状況・将来性をいち早くキャッチし、最適な施策を即実行に移すスピード感が求められます。クライアントの要望に対し、ビジネス・テクノロジーの両面から専門性をもったチーム体制を即時に組むことができるため、クオリティとスピードを両立した支援を提供できています。