EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(EYSC)

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テクノロジー・ストラテジー&トランスフォーメーション
Technology Strategy & Transformation

EVシフトの転換期における自動車(OEM)メーカーの基幹システム刷新プロジェクト支援

自動車業界はEV(電気自動車)シフトの急加速によって大きな変化を求められています。EVシフトによってOEMメーカーの収益性は低下することが予想されており、事業構造の見直しと変化の早い外部環境に追従するオペレーションプロセスの再設計が課題となっています。しかしながら、オペレーション刷新において、オペレーションプロセスと密接な関係にある基幹システムが老朽化しており容易に更新・変更ができないことがボトルネックになることが多く、そのため、オペレーションとシステム刷新はセットとなります。

本プロジェクトにおいても上流工程(ビジネス戦略、システム化構想フェーズ)でオペレーションプロセスの「現状分析」「あるべき姿」、を整理することで、ビジネス観点でオペレーション刷新の全体像を定義し、システム化における課題、対策を明確化しました。

また、システム企画以降の工程では、クライアントの情報システム部門、開発ベンダーと共に複雑化した既存基幹(ホスト)システムを短期間で刷新するためのパッケージやスクラッチ開発など最適なソリューション・開発手法を検討し、システム刷新の全体像を定義しています。

EYの体制とそれぞれの役割

本プロジェクトでは、複数のEYのチームが参加しました。ビジネス戦略段階から業務ユーザーを支援しているBC(ビジネスコンサルティング)チーム、システム企画以降でクライアントIT部門を支援するTC(テクノロジーコンサルティング)チームが共同でプロジェクトを進めました。システム構築の各フェーズで必要なスキルセットを持ったコンサルタントで体制を組むことで、クライアントの期待値に応えることができています。

また、プロジェクト全体のPMO(プロジェクトマネジメント)支援も行っており、EYがプロジェクトにビジネス、ITサイドより横断的に参画していることから、大規模プロジェクトを中心的に舵取りすることが可能になっています。

プロジェクトに参画しているEYメンバーはOne Teamで密に連携しているので、プロジェクトメンバー(クライアント、開発ベンダー等)のコミュニケーションハブとしても機能しています。

クライアントに提供したEYならではの価値

1.自動車業界における、BPR推進/DX推進への知見と造詣

オペレーション、システム刷新の構想フェーズを事業会社の内部で実行する際の一番の課題は「過去の経験や手法から脱却できない」ことです。EYにはさまざまなバックグラウンド(自動車メーカー、SIer、パッケージベンダー等)を持つコンサルタントが在籍しており、第三者視点で他社の事例やノウハウ、最新の業界動向を共有することで、ビジネス・システムを新しい観点で提案をすることが可能となっています。

2.複数領域のエキスパート参画とコラボレーション推進体制

本プロジェクトでは、上流工程(ビジネス戦略)からBCメンバーだけでなく、TCメンバーも参画することで「システム構築」というゴールを意識しながらオペレーション刷新を可能としています。プロジェクトの状況に応じたエキスパートを適材適所で配置し、コラボレーションを実現することで、長期的なプロジェクト支援を任される存在となっています。