DE&I
ダイバーシティ、エクイティ&インクルーシブネス

EYでは、性別にかかわらず一人ひとりが最大限に能力を発揮できる組織づくりを目指して、公平なキャリア機会の提供によるジェンダーギャップの解消に取り組んでいます。性別による機会の潜在的な格差を是正するために女性向けのリーダーシップ開発研修やスポンサーシップ制度を実施しているほか、意思決定におけるジェンダー・バランスの向上に向けて女性管理職のメンバーが経営会議へ参加しています。

また、役員向けのアンコンシャス・バイアス等に関する研修を通して、経営層の意識変革にも取り組んでいます。

産育休や介護休の取得がキャリアの損失にならないように休業前後の制度を整備し、ライフイベントとキャリア開発の両立をサポートしています。

【施策例(一部)】
・産育休前昇格検討：休業の取得が昇格の機会損失にならないために、一定の基準を満たす場合に休業前に昇格検討を実施する制度
・育児・介護休暇中のIT機器継続貸与：育休・介護休中の自己学習やネットワーキングをサポートするため、希望者にIT機器を継続貸与する制度(業務は全面禁止)
・復職時サポート制度：復職時に、クライアント業務に参画しながら両立に必要な環境を整え、スムーズに復帰するための助走期間をサポートする制度

EYSCには、コーポレート業務からクライアント業務まで幅広くEYのコア業務を担うチーム「Talent Admin Team」があります。
一人ひとりが得意とすることを活かし、個々の障害特性に応じて柔軟に環境を調整するチームで、プロフェッショナルとして活躍の幅を広げ、組織の業務運営に欠かせない存在として稼働しています。

また、EYパラ・デフアスリート社員も多く在籍しています。競技活動に加えて、社内外へのスポーツや障害理解促進活動や、社内プロジェクト・クライアント案件にも積極的に参画しています。

EYパラ・デフアスリートについてはこちら

多様なライフステージに応じて働き方を自律的にデザインできるよう、法定の制度にプラスして独自の支援制度を導入しています。社員の声をもとに制度のアップデートを続けており、フレキシブルな制度設計とセーフティネットの拡充により、持続的なキャリアを支援しています。

【独自施策例(一部)】
・EYフレリモ制度：コアタイムなしのスーパーフレックス勤務・テレワーク・遠隔地リモート勤務を導入
・ライフサポート休暇：もしもの時のセーフティネットとして、家族や子どものケア、自身の病気や障害、生理・更年期や不妊治療など「ライフ」に関わる幅広い事由で取得可能な休暇
・ベビーシッター補助制度：ベビーシッター利用料の6割を費用補助する（上限額あり）とともに、外部ベビーシッター業者との法人契約により利用をサポートする制度

勤務制度について詳しくはこちら

EYでは、メンバーの事実婚のパートナー（同性のパートナーを含む）は、「ダイバースパートナー・プログラム」によって、法律婚の配偶者とほぼ同等の人事・福利厚生制度を利用することができます。

また、トランスジェンダーのメンバーに対して、ビジネスネームの利用の支援や、国内外で行われる性別適合手術を受ける際には私傷病休暇が適用され、適切な対応が受けられる健診機関の情報を健保組合が提供しています。

多様な文化・言語背景のあるメンバーが多く在籍するEYでは、社内アナウンスメントの日英表記や日本での生活に関する情報提供を行うほか、バイリンガルで利用可能なよろず相談窓口「Multicultural Support Line」を設置しています。

また、2023年には多様な宗教や信仰のインクルーシブネスを高めるために、日比谷オフィスに多宗教礼拝ルーム(Multi-faith Room)を設置しました。

EYでは、インクルーシブ・リーダーシップを重要なコンピテンシーとして位置付け、入社時にグローバル共通のインクルーシブ・リーダーシップ研修をメンバー全員が受講します。また、「インクルーシブなコミュニケーションガイド」の発刊や、より小さな組織単位でのセッション実施や昇格時研修を通じて、一人ひとりの行動によるインクルーシブで心理的安全なカルチャー醸成に取り組んでいます。

【インクルーシブなコミュニケーションガイドの例】

社内コミュニケーションが活発なEYでは、定期的に全社会議（Town Hall Meeting）や「Happy on Teams」と呼ばれる社員による持ち込みプレゼンテーション企画を実施しています。DE&Iをテーマにしたセッションも活発に行われ、多様なリーダーやメンバーが自らの経験を共有し、相互理解を深めています。これまで育児・LGBT+・多文化・障害・EYカルチャーなど、幅広いトピックでの対話がなされています。

EYでは、メンバーによる自発的なDE&Iコミュニティが活発であり、メンバー同士のネットワーキングや社内外の理解促進に積極的に取り組んでいます。経営陣やDE&Iチームだけでなく、さまざまなメンバーがコラボレーションをしてインクルーシブな文化を醸成していることもEYのDE&Iの魅力です。

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