EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(EYSC)

[採用ブローシャー] 

ダウンロードはこちら

女性活躍支援
Women in Tech

テクノロジー領域の未来のために。EYはGender Equalityを推進しています。

Gender Equalityはテクノロジー領域の未来を切り開く、一つの解決策です。EYは、デジタル・エコノミーにおけるGender Inclusionを促進するため、2019年に「Women in Tech」をグローバルで立ち上げました。日本では、「Women in Tech APAC」の一員としての活動を2020年8月にローンチし、国境や経済界、業種の枠組みを超えて、女性を中心としたGender Minorityの活躍推進に取り組んできました。現在Women in Tech Japanのリードを務める丸山さんに、お話を伺いました。

テクノロジー・ストラテジー&トランスフォーメーション
シニアマネージャー
丸山 怜萌

<経歴>
投資銀行、戦略系コンサルティングファームを経て、2019年にEYストラテジー・アンド・コンサルティングに入社。DX構想、新規事業立案、組織再編など、クライアントの重要な意思決定に係るプロジェクトをリード。主にエネルギーセクター、製造業への支援経験が豊富で、テクノロジーを用いたクライアントの変革をサポートしている。

Women in Tech(WiT)とは

EY GlobalでのTechnology Consultingにおけるフォーカスアクティビティの一つです。テクノロジー領域における女性の活躍推進を目的として活動をしています。
EYはパーパスとしてBuilding a better working world(より良い社会の構築を目指して)を掲げていますが、WiTはまさに「より良い社会の構築」を実現するための一つのソリューションであると考えています。テクノロジー領域は言わずもがな、日本の経済社会は女性活躍推進に関して大きな成長余地を抱えている状態です。私たちは、EYにおける女性活躍推進はもちろんのこと、企業や業界を超えた経済界全体、学生や起業家支援も含めた社会全体、そして、国境も飛び越えたグローバルな枠組みの中で、女性がより良く働き、そして、より良い社会を構築できるようさまざまな施策を企画・実行しています。

なぜWiTが必要なのか

女性活躍推進が、社会経済の発展に寄与する一つのソリューションだからです。
女性活躍推進、と聞くと、倫理的もしくは道徳的な観点から必要な施策であると誤解をされることがしばしばあります。これはある種正しいのですが、それだけではなく、多くの企業が目指す収益性向上の観点からも女性活躍推進は有効なソリューションとなるということがグローバルリサーチ(注1)でも証明されています。
一方で、テクノロジー領域における女性活躍推進はいまだ成長途上です。誰もが知る大手プラットフォーマーですら女性比率が40%を下回り、グローバルで活躍する多くのテクノロジー企業は30%にも満たない状況です(注2)。そして、その少ない女性社員の多くが、ライフイベントに伴うキャリア変更の必要性を感じています。今や、あらゆる企業判断にテクノロジーの力が必要な時代です。だからこそ今、テクノロジー業界におけるGender Inequalityな現状は、企業にとっても社会全体にとっても、大きな経済損失を意味しています。
WiTの活動は、女性が生き生きと働くことによる社会活力の向上だけでなく、Gender Equality促進による企業や経済界の収益性向上にも資するものであり、「より良い社会の構築」を掲げるコンサルティングファームの一員として、必然の取組だと考えています。

注1 Developing a Business Case for Gender Equality | U.S. Agency for International Development (usaid.gov)
注2 Global Gender Gap Report 2021 | World Economic Forum (weforum.org)

WiT Japanの取り組み

WiT Japanは、下記3つを活動の柱としてさまざまな施策を企画・実行しています。

Educate
STEM領域に従事する女性の採用・リテインのために必要な研修・教育プログラムへの投資を行う。
あらゆる世代、あらゆる社会的背景を有する人々が、平等に必要な教育プログラムを享受し、自身のキャリアを切り開いていくことが必要だと考えています。WiTのメンバーは、EYの企業責任プログラムであるEY Ripplesの「次世代教育・就労支援」の活動に積極的に関与し、学童クラブでの授業提供・学業サポート、特別支援学校での授業提供などを行っています。
Incubate
EYのテクノロジー領域に携わる女性のリーダーおよびすべてのランクのメンバーの動機付け、モティベーションの向上・維持を促す。
社内コミュニティ「育キャリ@TC」を2022年に発足しました。「ちょっと誰かと話したい」に応えるネットワーキング構築を目的とし、子育て世代の女性に限定せず、パパ社員はもちろん、子育て世代を部下に持つシニアメンバー、これからライフイベントを迎える若手社員まで多様性に富んだメンバーが所属し、活発に意見交換をしています。
Innovate
女性のイノベーター、起業家のみならず、テクノロジーに関わる世界中の女性の活躍推進・コラボレーションを促進する。
テクノロジーの魅力の一つは、物理的な距離を飛び越えたコラボレーションが可能なことです。WiTのメンバーは、コンサルティング業務で培ったノウハウを生かし、EYの企業責任プログラムEY Ripplesの地方創生アクセラレータープログラムに参加しています。

WiTが目指す「より良い社会」

みなさんが思い描く「より良い社会」は、それぞれ異なると思います。しかし、その「より良い社会」の実現には必ずテクノロジーが貢献しているのではないでしょうか。
また、テクノロジーは大きな力、魅力でもあり、一方で社会を驚くべきスピードで変化させる脅威でもあります。必要不可欠なテクノロジー、多大な影響力をもつテクノロジー、その力を最大限に生かし、社会に還元するためにもテクノロジー業界のGender Equalityおよび多様性は不可欠です。
私たちは、単なるGender Equalityの実現だけではなく、その先にある社会活性化、経済発展、政治的安定性を目指しています。Gender Equalityが一つのソリューションとして認知され、より多くの企業や個人が多様な選択肢を持って競争力を高められる社会を夢見て、WiTはこれからも活動をしていきます。

WiT Japanメンバーの想い

Noriko

活動に参加したきっかけは、通常業務でエグゼクティブをサポートする中で得た知見・繋がりや自身の強みを活かせると考えたからです。また、社内外にネットワークを広げられることも、動機のひとつです。
WiTの中では特にEducate分野に興味を持っています。
恥ずかしながら私自身がコンサルタントという職業を知ったのは就職活動の時期で、実際に入社して初めて業務内容を詳しく知りました。もっと以前からコンサルタントを意識していれば日々の過ごし方も変わっていたかもしれません。自分の娘をはじめ、多くの学生や若者にWiTの活動を通じて、目にすることの少ない私たちの業務内容を知ってもらい、彼らの選択肢を広げる手助けをしたいと考えています。

Ayana

私の場合は娘2人の存在がWiTの活動に興味を持つきっかけとなり、実際にEYで行動を起こす原動力となりました。現在そして将来、世界中のより多くの女性がテクノロジーの分野に進出し、生き生きと働ける環境を作ることに少しでも貢献したいという思いから、この活動に参加しています。
特に興味を持っているがEducateの分野です。子供や学生に向け、日常生活の中にあるテクノロジーをより身近に感じてもらい、テクノロジー業界への興味を喚起する活動は、この業界そして子供たちの未来に投資する非常に有意義な活動だと思っています。グローバルの熱心なメンバー達と協力してこのような活動ができることが、大変誇らしいです。

Youran

私がWiTに参加した理由は2つあります。1つは、今後経験するライフイベントとキャリアの両立について、自分と同じように悩みを抱える若手社員をサポートするため、2つ目は、私と同じような海外出身社員のネットワーキングの場を作りたいと思ったからです。
ネットワーキングはワークライフバランスに不可欠なものだと思います。例えば出産・育児を経験している先輩と、今後それらのライフイベントを迎える若手の悩みや経験の相談会、また海外出身の若手女性社員の交流イベントを企画したいと考えています。女性コンサルタントにEYでの日々をより楽しんでもらうために、WiTが悩みを抱える女性社員の一番の味方になることを目指しています。