ウェルビーイングWell-being
仕事と育児を両立するロールモデルに
<経歴>
国内大手SIerを経てEYへ入社。前職では主にエネルギー業界を対象に、システム開発の一連のプロセスから、データ分析支援、シミュレーション等、幅広い業務・役割を担い、クライアントの課題解決・営業活動に貢献。
未経験でも「強い意志」を持っている人を受け入れてくれるのがEYを選んだ理由
2019年に中途入社しました。前職は国内大手SIerで11年間従事してきました。ありきたりな動機かもしれませんが、より上流からクライアントの課題を見出し、業務改善・新規事業開発等に貢献したいと思うようになり、他のSIerではなくコンサルティング業界を選びました。その中でEYを選んだ理由は3つあります。
1つ目は採用選考のスピード感。レスポンスが最も早く、応募者に対して誠実さを感じられました。2つ目は雰囲気。面接でのやり取りを通して、コンサル未経験でも受け入れてくれる懐の深さを感じ、当初抱いていた外資系コンサル=ドライというネガティブなイメージが良い意味で覆されました。3つ目は自由度の高さ。2つ目と関連しますが、面接の際、やりたいことを伝えたところ、入社後すぐに、希望通りの案件にアサインしていただきました。私のようにコンサル未経験でも、「強い意志」を持っている人を受け入れてくれる環境が、EYにはあると思います。
家族や上司のサポートのおかげで休職前と同じ現場に復帰
2019年に第一子を出産しましたが、産休のみで育休を取得しませんでした。転職したばかりの時期に長期間休むことでキャリアに穴を開けたくないという気持ちが大きかったためです。周りからは「無理せず産休を取得した方が良いのでは」という体調を気遣った声が多かったのですが、幸いにも母子ともに健康体だったことと、家族や上司のサポートのおかげで、無事に休職前と同じ現場に復職できました。
育休を取らずに復帰したことは、私にとっては結果的にポジティブなことが多かったです。ブランクが短いため、復職時のキャッチアップが想像より苦ではなかったことと、仕事と育児で気持ちのメリハリがつき、むしろ仕事が育児の良い息抜きになっています。
産休1ヵ月前からスムーズに引き継ぎ
初めての環境、初めての産休だったので、正直何から手を付けるべきか、不安だらけでした。しかし、産休の約1ヵ月前から引き継ぎ担当者をアサインしてもらえたことと、役割分担を明確にしてもらったおかげで、引継ぎは余裕を持ってスムーズに行うことができました。また、産休中の連絡手段も事前に確認していたので、復職後の働き方についても早めに相談することができました。
グループ全体で導入する「育児コンシェルジュサービス」を利用
EYには、グループ全体で導入している「育児コンシェルジュサービス」という制度があります。これは、産休に入る方のサポートから育児相談まで、育児に関する相談に専門家が対応してくれるサービスです。実際に私も産休前に利用し、居住地域の保育園情報から会社の産休・育休制度まで幅広く相談に乗っていただき、自分で調べても見つけられなかった情報なども共有いただいたので、とても助かりました。
育児との両立ですが、復職後すぐに新型コロナウィルスの影響で在宅勤務となったので、フルタイム勤務が可能となりました。ときどき残業もしていますが、在宅勤務のおかげで延長保育を利用することなく、子供が寝た後などにフレキシブルに対応できています。
1日の流れ
08:30 今日の業務確認
保育園の送りは夫の担当。少し早めに出社し、メール返信、会議の準備、資料の最終確認などを行う。メールチェックは通勤時に携帯で行い、あらかじめ返信内容を考えておく。
11:00 クライアントとミーティング
なるべく次回に持ち越しにならないよう会議を進める。
12:00 ランチ
チームメンバーと駅近くのおいしい中華へ。つかの間の息抜き。
13:00 資料作成・関係各所への調整
次回会議の資料作成やレビュー、必要な場合は関係者への調整を行う。
16:30 退社
保育園のお迎えのため、少し早めに退社。
20:00 寝かしつけ
今はまだミルクも飲むので寝つきは良く、それほど手はかからない。
21:00 再び勤務開始
その日の業務が残っていたり、事務作業の締め切りが近いときなどは、子供を寝かしつけた後、1時間ほど作業。
子供の生活に合わせて、自分の時間も大切に
平日は、子供を寝かしつけた後が自分の時間です。出産前は朝早く起きて自分の時間を作っていましたが、今は子供の方が早起きなのでなかなか難しいところです。
育児とコンサルタントを両立するロールモデルを目指して
テクノロジーチームにはまだまだ女性が少ないのが現状です。応募される方の中には、出産・育児とコンサルタントの両立は厳しいのでは、というネガティブなイメージを持たれている方もいると思います。しかし、EYには様々な制度やサービスが整っているだけでなく、一緒に働く人たちも非常に配慮してくれる会社です。今はまだ私も母親として歩み始めたばかりですが、今後は育児とコンサルタントを両立するコンサルタントとして、テクノロジーチームのロールモデルになれればと思っています。