専門領域Our Capabilities
組織の風通しが良く、さまざまな経験・経歴を持つ専門家と働く機会が多数。
自然とお互いの違いや多様性を尊重する文化が醸成される環境です。
入社の動機
イギリスの大学院卒業後、新卒で他のBig4のコンサルティングファームに入社し、主に金融、商社、官公庁に対するコンサルティングサービスに関わっていました。転職のきっかけは、コンサルティングの仕事に非常にやりがいを感じていた一方、自身のキャリアの軸をどこに置くかを考える中、企業にとって重要な意思決定となり成長の源泉となりうるM&Aの領域で経験を積んでいきたいと考えたことです。EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(以下、EYSC)への入社を決めた理由は、M&Aコンサルティングという競争の激しい業界でワーキングマザーがワークライフバランスを保つことができるのかという不安を組織のトップにお伝えした際、「ぜひそういう方にロールモデルになってほしい」と非常に心強い言葉があり、社員を大切にする文化や雰囲気を感じたことからです。
仕事内容
私の所属するTSE(Transaction Strategy and Execution)では、M&Aを含めたトランザクション(統合、会社・部門分割、会社・部門売却)の戦略や計画策定および実行支援を主な業務としています。M&Aにおける潜在的なシナジー効果の計画策定や評価の支援、トランザクションの戦略策定から、実行に向けて発生するタスクの洗い出しや依存関係の整理、リスクの特定を行い滞りなく完遂できるよう全体的な視野をもってプロジェクトマネジメントを行っています。クロスボーダー案件では海外のEYオフィスとの協業、携わるディールによってはEYのメンバーファームであるEY税理士法人やEY弁護士法人、同じくEYSCのコンサルティングチームと協働しながらクライアントをサポートしています。
入社後の印象・雰囲気
EYに入って感じたことは、組織の風通しが良いことに加えて、部署、部門、法人を越えた協業が盛んなため、さまざまな経験・経歴を持つ専門家と働く機会があり、プロフェッショナルとして自然とお互いの違いや多様性を尊重する文化が醸成されていることでした。また、EYが掲げるパーパス(存在意義)であるBuilding a better working world(よりよい社会の構築を目指して)を個人レベルから体現できるインフラが整備されており、プロフェッショナルとしてリーダーシップを醸成するための環境に恵まれていると感じます。主なものとして、例えば社内資格認定制度のEY Badges、認証されたコーポレートMBAで世界150カ国以上のEYメンバーが無料で受講できるEY Tech MBA、プロフェッショナルとしての知識、スキル、経験を活用して社会的課題の解決に寄与する活動プログラムEY Ripplesへの参加機会などがあります。
仕事の魅力・やりがいを感じる瞬間
TSEが手掛ける案件は、ニュースにでてくるような大型トランザクションに関わることも少なくありません。自分が関わっていた案件が新聞などに大きく取り上げられているのを見たときは、達成感とともに寄与できたことに喜びを感じます。また、M&Aは複雑でタイムラインも非常にタイトな場合も多いため、クライアントと共に過ごす時間も自ずと長くなります。信頼感を築くことはとても重要で、そのチームワークからプロジェクトが完遂できた時は大きな喜びと達成感があります。
今後の目標・キャリアの展望
クライアントから信頼されるコンサルタントとして、大規模プロジェクトをリードして完遂できるようになること、クライアントから「EYさんにぜひお願いしたい」と評価をいただき、チームのビジネスを拡大できるようになるのが目標です。3人の子どもを持つワーキングマザーとしてM&A業界、コンサルティング業界での女性のロールモデルの一人になることも目標の1つです。女性社会進出は進んできていますが、日本ではまだプロフェッショナルのキャリアは限定的で、共働きで子育てをしながら働く社会環境は整備途上だと感じています。そのような中で、自身の経験を通じて社会の変革に寄与していきたいと考えています。
当社に関心をお持ちの方に向けられたメッセージ
数ある社員紹介の中で、私のメッセージを選び読んでくださったのは、女性・共働き・子育てというキーワードで見てくださったかもしれません。M&Aのコンサルタントとしてワークとライフをバランスさせながら成果を出し、キャリアを構築していくことは困難も伴いますし、ロールモデルもほとんどないのが実情です。どうやって課題を乗り越えていけばよいか悩むことも多々あります。けれど、EYSCには、何か壁にぶつかりそうになったときに、相談し、バックアップしてくれるリーダーやチームメンバーがいます。足りない制度や合わないルールに対して提言できる環境があります。まだまだ変革のさなかですが、自分たちが活躍できる環境づくりこそが、Building a better working worldの実現です。ぜひ一緒に、よりよい環境、組織そして社会を作っていきませんか。