EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(EYSC)

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第二新卒前職:省庁

自分の性格によりフィットした職場で、社会課題の解決に寄与していきたい。

Advisory Consultant Group

コンサルタント

前職:省庁

これまでの経歴を踏まえた自己紹介

2019年3月に大学を卒業後、総合商社系物流会社のIT部門に約2年間勤務しました。物流会社では、グループ会社を顧客とする国際物流情報可視化システムの開発・運用に従事していました。オフショア開発でしたので、業務経験を積んでからはインドおよびベトナムに拠点を置くパートナー企業とのディスカッションを任せていただく機会が多くありました。その後、2021年4月に入省した省庁では、国会答弁書や大臣や議員向けの説明資料、国際会議における発言要領の作成などに従事しました。

第二新卒として転職を考えた動機

省庁での勤務期間は半年と短い間でしたが、国際会議やその裏側にある実務者協議など、省員にしか立ち会うことの出来ない貴重な機会にも恵まれました。しかし、最初の会社で自律的に創意工夫を凝らしながら働いていた頃と比較した際に、他律的で介在価値を出しにくい業務内容が性格にフィットしていないと感じました。そこで、少人数のプロジェクト単位で働くコンサルティングファームであれば、主体性を持って優秀な方々と働くことができ、また活躍に必要なスキルを身につけられると考えたことが、EYを選んだ理由です。

入社前後で変わったEYSCの印象

学生時代から公務員を志望していたこともあり、コンサルティングファームのインターンや選考を受けたことがなく、いわゆる「Up or Out」のカルチャーでロジカルに詰められるイメージが先行していました。しかし、EYはカウンセリングやオンライン懇親会などを通したコミュニケーションを大事にしており、上長も各メンバーの性格や適性を見ながらアドバイスや成長のヒントをくださることが多く、育成に注力していることを体感しています。

第二新卒入社のメリットとチャレンジ

新卒と比較した際のメリットは、これまでの経験から自分の得意なスキルやどのような立場が向いているのかのイメージがあることでしょうか。それを元にすることでコンサルタントとしてどのように活躍をしたいのかを思い描きやすく、日々のモチベーションを保ちやすいこともあると思います。一方、中途採用と比較した際のメリットは、研修期間中に足りないスキルを認識して埋めることができることにあります。実際、第二新卒・新卒を問わず特定のスキルに秀でた方多いため、日々刺激を受けながら成果物の作成能力やプレゼンテーションスキルの向上に努めました。
入社後2つ目にアサインされた短期プロジェクトで最大のチャレンジを体験しました。他ファームも含めて前例のないデジタル分野の海外動向調査に携わり、同じく第二新卒で入社した同期とともに積極的にオーナーシップを持って案件に携わりました。社内に知見のないプロジェクトではボトムアップで調査が進んでいくため、新人が手足を動かして調査する内容がメンバーやクライアントと議論する上でのインプットとして非常に重要となります。総勢10人のそれぞれ異なるバックグラウンドや強みを持つメンバーで熱く議論しながら日本のデータ戦略の在り姿を考えた経験は、早くも貴重な財産となりました。

これからの目標

今後2~3年の中期的目標としては、EYの社内外のリソースを駆使しつつコンサルタントとしての基礎能力を高めていくことです。プロジェクト特性さえキャッチアップできればジャンルを問わずバリューを発揮できるような汎用的なコンサルタントを目指したいです。

わたしにとってのBuilding a better working world

領域横断的なアプローチを支援できる視野の広い専門家として、国が抱える社会課題の解決に寄与していきたいです。具体的には、少子高齢化・人口減少社会を迎えている現状から、IT利活用による業務効率化やその先にあるイノベーション創出の基盤づくりは欠かすことができないと考えています。そこで、地方創生DXやデジタル分野を活用した国際競争力の強化に向けた支援など、デジタル分野を軸として様々な分野の課題解決に貢献していける人材を目指しています。能力適性やキャリア志向などと照らして、これらの実現が最適かどうかはまだ分かりませんが、まずはこれまでのキャリアの延長線上にあるIT×官公庁の軸で、目の前のクライアントのために一生懸命に業務にあたっていきたいと思います。

候補者へのメッセージ

新卒研修を受けた際のパートナーの言葉で印象に残っているものに、「コンサルタントはゼネラリストのスペシャリストであれ」というものがあります。何十年もの経験のあるクライアントを前にコンサルタントにしか出せないバリューを出す過程には、クライアントによるアイデア創出の機会提供やクライアントが持つ暗黙知の形式知化などが含まれており、領域横断的なアプローチを支援できる人材として求められるものに合致していると考えています。このように、「どんな自分になりたいか」からバックキャストした内容がコンサルタントの役割と合っているのか、是非、EYに限らず様々なコンサルタントと話し、確かめてみることをお勧めします。その上で、EYが持つカルチャーや社風を面接などで感じ取っていただき、共感された方々と一緒に働くことができれば嬉しいです。