ウェルビーイングWell-being
周囲のサポートで育休取得。そして、育児と仕事の両立
<経歴>
理工系大学院にて物理化学を専攻し、水素製造の効率化について研究。2016年新卒でEY入社。
多様な業務内容と、温かみのある風土がEY入社の決め手に
大学院では深い専門知識を学んできましたが、その領域のスペシャリストとしてキャリアを固定させることに不安を感じました。さまざまな業種を検討する中で、コンサルティング業界の多様な業務内容と社員のプロ意識に憧れを持つようになりました。数あるコンサルティング会社の中でEYを選んだのは、実際の業務内容や私の適性について親身に相談に乗っていただいたことがとても印象に残り、他社と比べて社風が合うと感じたことが理由です。
メンバーの協力で問題なく育休を取得
妻の次女出産に伴い、2ヵ月間の育休を取得しました。長女と過ごす時間を増やし、出産直後の妻をサポートしたいと思い、育休制度を検討しました。男性社員が育休を取得することについては、経験がある先輩社員からのアドバイスを受け、安心して取得できると思いました。妻の妊娠中期より、育休取得中にクライアントに影響がないように、不在期間の準備を始めました。周りのメンバーも積極的に協力してくれて、社内外共に問題なく育休を開始することができました。育休終了1ヵ月前頃から、復職後のキャリアについて私の希望を伝え相談する機会があり、育休終了後も安心して職場復帰することができました。
上司やメンバーも育休取得に賛同してくれた
育休取得については、所属組織の上司と参画しているプロジェクトの上司にそれぞれ相談しました。事前にカウンセラーへも相談していたため、問題となることはありませんでした。また、ネガティブな反応があるかもしれないと心配していましたが、実際は取り越し苦労で、相談時には育休取得に対して全面的に賛同され安心しました。育休前には、業務上、社内だけではなくクライアントにも、長期不在になることに対して説明が必要でしたが、上司の説明のおかげでスムーズにご理解いただくことができました。また、引き継ぎまでの期間が短期だったにもかかわらず、スキルマッチした引き継ぎメンバーをアサインしてもらい、クライアントにも影響を最小限にすることができ、安心して休むことができました。育休前に参画していたプロジェクトには、復職後に再度、参画することができました。それは、事前に上司がクライアントに対して行った丁寧な説明と、不在時に代わりに参画したメンバーがしっかりやってくれたおかげだと感謝しています。もし身近なメンバーが育休を取得することがあれば、今度は自分の番だとしっかり協力し、互助の輪を広げていきたいと思っています。
チームメンバーや上司の理解とサポートで育児との両立ができている
コンサルティング業は、参画している案件の内容やそのフェーズにより働き方や負荷が異なるため、定常業務が主の職種と比べると、仕事と育児の両立は比較的難しいかもしれません。しかし、EYでは人事制度として育児サポートが充実しています。例えば私は、専用のコールセンターで育休関連の書類や作業チェックをしてもらえて大変助かりました。会社の制度以上に重要なことは、一緒に仕事をしているチームメンバーや上司の理解とサポートだと思います。その点EYには、困ったときに支え合える雰囲気があるので、育児との両立ができているのだと思います。私にも後輩社員が増えてきたので、仕事と育児の両立のためにお互いに助け合っていくことは、チームビルディングの重要項目として意識していきたいと考えています。
1日の流れ
08:30 スケジュール確認
メールチェックや予定の確認。
09:00 集中作業
管理系タスクを中心に作業。
12:00 リフレッシュ
オフィスビル内のジムでトレーニング。
15:30 報告会
クライアントとの定例ミーティング。
18:30 帰宅
翌日の予定を確認して帰宅。
フレックス制度の活用で、自分の時間も確保
家にいる時間はどうしても育児中心となるので、業務に影響しない範囲でフレックス制度を有効活用しています。
会社の制度を活用し、仕事と育児を両立させる
プロジェクトの時期により作業が深夜におよぶことはありますが、それが定常的とならないよう上司が考慮して作業分担を計画してくれています。帰宅が遅くなる日が続くと妻の負担が増えるので、早く帰れる日にはその分、家事や育児をきちんとやるようにしています。また、ベビーシッター制度があるので、突発的に予定外の作業が発生したときはこの制度を活用することを検討します。会社の制度をきちんと理解し、フル活用することも、仕事と育児を両立させるコツだと思っています。
働き方も多様化する現在。それぞれを尊重できる社会へ変革する手助けをしたい
一昔前であれば、家庭を優先する男性社員は少数派だったかもしれませんが、今はそんなことはありません。プライベートに心配事があると全力で本業に取り組めないと、社会が気付き始めたからだと思っています。もし育休を取得せず業務中に妻からSOSが来ていたら、家庭のことが心配になり、プロとしてのアウトプットを出せていなかったのではないかと思っています。人生観によって働き方は多様化していますが、私はそれぞれを尊重できる社会へ変革する手助けをしたいと考えています。それは、EYのパーパスBuilding a better working worldの一部だと思っています。キャリアの面では、現在はRPAを活用した業務効率化に関する案件に携わっています。テクノロジーは日々進化していくものなので、今後もさまざまな案件を経験し、クライアントに総合的な提案を行っていけるようなコンサルタントになりたいです。