EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(EYSC)

専門領域Our Capabilities

フルリモートで到達を目指す
人事コンサルティングの最高峰

組織・人材マネジメント

マネージャー

これまでのキャリアとEYを選んだ理由

新卒で入社したのは国内の大手IT企業でした。そこで人事給与領域の業務プロセスとテクノロジーに関するコンサルティング業務を経験したことが、そのまま今の仕事につながっています。いわゆるBPO(業務委託)サービスですが、業務の現状分析や新しい仕組みの構想・設計、それらに関わるテクノロジーの導入、システム切り替えの実行支援といった、一連の改革プロセスのサポートです。

人事給与の基本業務は定められた法令や制度にのっとって組み立てますので、ある程度の汎用(はんよう)性があり、経験を積めば着実に自分のスキルを高めていけることが魅力です。ところが、前職で2年がたってようやくその面白みを感じ始めた矢先に、会社がそのサービスから手を引くこととなり、いわば消化不良のような状態の中でコンサルティングファームへの転職が現実味を帯びてきました。「もっと自分の力を伸ばし、もっと付加価値の高いサービスを提供したい」という気持ちが強くなっていったのです。

EYを選んだのは、前職の仕事を通じて知り合った今の上司から声を掛けられたことがきっかけでした。とても尊敬していた人で、人事関連のサービスに携わる以上、「どんな職場で、誰と一緒に働くか」を大事にしたいと思い、入社を決意しました。

担当しているプロジェクト

SAP SuccessFactorsという世界的に知られた業務システムを基盤とする、人事給与プロセスの導入や運用保守サービスに関する案件を中心に携わっています。お客さまは大手消費財メーカーや福祉関連企業、アパレル企業など多種多様です。

先ほど汎用性のある業務と言いましたが、用意された設計書に沿ってシステムを組めばいいわけではありません。個々の企業によって異なる業務の全体像を知り、どこに課題があり、どう変えていけばよいのかを顧客と膝詰めで話し合いながら明らかにし、そのゴールに向けて業務フローを組み立てていく。そうしなければシステムは真価を発揮しませんし、またそうした課題解決の過程にこそ、この仕事の面白さがあるのだと思います。

一日の働き方

午後からは、たいてい毎日が怒濤(どとう)のミーティングラッシュ。人事の世界は常に細かな検討課題が山積みです。私の下には10名ほどのメンバーがいて、それぞれが担当する課題が同時並行で進んでいますので、その進捗を把握しつつ一緒に解決策を探ったり、意思決定をしたりと気が抜けません。短時間で効率的に、かつ正確に。集中力が試されますね。自分自身の作業は、朝やお昼時などのスキマ時間をうまく使ってこなしています。

実は、3年ほど前から私はフルリモートで、「EYフレリモ(フレックス制&リモート勤務)」の制度を利用して福岡市で在宅勤務をしています。夕方、仕事に区切りがついたら家族との時間を持ち、家事や育児をこなしてから仕事に戻るなど、自分の裁量で時間をコントロールできるのがいいですね。

08:00    当日の準備

その日使用する資料の準備やメンバーのタスク状況を確認

09:30    チーム朝会

プロジェクトメンバーと役割分担などを確認

12:00    ランチ
13:00    各種会議

専門課題に関する議論。30〜60分刻みで多くの会議をこなす

18:00    家事、夕食、育児
21:00    明日の準備
22:00    ランニングマシン

気軽にできるトレーニングで在宅ワークの運動不足を解消

他チームとのコラボレーション

SAP SuccessFactorsの運用保守サービスに関する部分では、GDSというインドやポーランドなどに拠点を置くEYのグローバル共通デリバリーセンターと協業します。世界標準に即したシステム設定のため、また顧客企業の海外ブランチへのサポート提供のためにも、このコラボレーションは欠かせません。プロジェクトによってはGDSのシニアマネージャーが私の上司となり、英語で相談したり、英文レポートを書いたりと、刺激的であり楽しくもある時間を共有しています。

また、国内のDX案件に特化した専門組織である「EYデジタルハブ福岡」が近隣にあり、そのメンバーと一緒に進めている組織・人材マネジメントのプロジェクトもあります。ここでは私がチームリーダーを務めるなど、ロケーションを超えて人と組織が縦横無尽につながる柔軟性が、EYの魅力の一つであることを実感しています。

EYSCに入社して良かったこと、わかったこと

厳しく過酷な世界。多くの人がそうかもしれませんが、私もかつて、コンサルティング業界に対して勝手にそんなイメージを抱いていました。ですが、少なくともEYの場合、そうした不安は杞憂(きゆう)です。自由な雰囲気があり、さまざまなバックグラウンドを持つ人がいて、いつも助け合いながら仕事をしているのを見て、私も少なからず驚いたのを覚えています。特に当時の私はまだ社会人経験2年の駆け出しでしたから、誰かれとなく手を差し伸べてくれる環境に助けられましたし、職位に関わりなく、新人の意見も尊重してくれるフラットな関係性に居心地の良さを感じました。

各国拠点との横のつながりが強く、海外のメンバーとの接点が日常化していること、またそうしたネットワークを生かした研修の機会に恵まれていることも、入社前の予想を超えていました。マレーシアで開催されたミドルマネジメントを対象とするトレーニングプログラムに参加できたことは、とりわけ大きな収穫でした。アジア太平洋地域から集まった総勢100人ほどのメンバーが、小グループに分かれて課題に挑み、議論を交わしてプレゼンテーションに臨みます。人を育てることを本当に大切にしている会社だと思いました。

これからの目標

組織・人材マネジメントに関するコンサルティングサービスの各領域において、「EYのPeople Consultingが第一人者」だと自他共に認められることが目標です。そのために、今自分が担当している人事給与プロセス&テクノロジーを軸とするサービスの価値を最大化するよう全力を尽くします。

そしてもう一つ、以前は自分自身の力を磨くことに専心していましたが、マネージャーとなった今は一緒に働くメンバーを支えることも私の大切な役割です。そのことを胸に刻み、楽しく仕事をしながら共に成長できる仲間を増やすことを目標の一つに据えたいと思っています。

私にとってのBuilding a better working world

目指すべき私自身の姿として、いつも自分に言い聞かせていることがあります。それは、プロとしての「専門力」はもとより、心と頭の両方を満たす「知性」を備え、目標に向かって突き進む「実行力」を発揮しながら、常に誰かの手本となる存在であること。

そうしたコンサルタントが伴走し、意思決定をサポートするのであれば、クライアントには安心や信頼を感じてもらえるでしょうし、そのようにして一つ一つ課題が解決されていく先に、すべての働く人が幸福感を得られる社会があるのだと思います。

EYに関心をお持ちのあなたへ

人材に関するコンサルティングサービスを提供している以上、自らが人材育成に真剣であり、人を大切にする文化を持つ組織でなければなりません。EYはまさにそうしたファームです。真っすぐで誠実な、情熱を持って仕事をしているメンバーからぜひ直接話を聞いて、そのマインドを感じてください。

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