これまでのキャリアとEYを選んだ理由

もともとSIerのコンサルティング部門に所属し、業務の整理やシステム開発などに携わっていました。転職を考えたきっかけは、組織変更に伴ってコンサルティング部門がなくなり、単独でクライアント支援にあたる小規模の案件が多くなったこと。チームで同じ課題に向かって力を合わせる醍醐味（だいごみ）は捨てがたく、より成長できる現場で経験を積みたいという思いもあって、コンサルティングファームへの興味が湧きました。

EYの採用面接では人事とパートナーの方にお会いしましたが、丁寧に社内の体制や具体的なプロジェクトについて教えていただきました。その対応に信頼感を抱くことができたこと、また、自分がEYで働く姿が明確にイメージできたことが決め手となり、EYへの入社を決断しました。入社が決まってからも、入社までの過ごし方などきめ細かくアドバイスしていただき、今でも感謝しています。

担当しているプロジェクト

これまで、自動車部品メーカーへの工場調達・製造・物流領域横断でのグローバル生産管理システムの構想立案支援や、医療機器メーカーへの全社改革構想立案、工場改革推進支援などを手掛けてきました。直近では、総合電機メーカーのグローバルにおける基幹システムの導入プロジェクトをお手伝いしています。クライアント側のプロジェクトマネージャーをサポートする立場として、プロジェクト全体の方向を示し、進捗や課題の管理を担っています。さまざまな領域の専門家と協働しながら推し進めるにあたり、クライアントの業務を深く理解した上で「木を見て森も見る」といった姿勢が求められていると感じています。

一日の働き方

現在はリモートワークが中心で、週に2回ほど、出社したりクライアント先を訪問したりしています。短時間勤務で16時半が定時になりますが、在宅勤務の日は17時半くらいまで。時間が限られているので、1つの作業にかかる時間の見積もりを行った上で仕事の優先順位を決め、期日を意識しながら進めます。出社した際にはチームのメンバーとしっかりコミュニケーションを取るよう心掛けているので、リモートでも特に不都合を感じることはありません。

他チームとのコラボレーション

例えば基幹システムの導入にあたっては、会計、物流、製造、販売とさまざまな領域が関わります。自分が所属する領域についてはもちろん、異なる領域に関する知見が豊富なメンバーも多いので、多角的な視野から検討を重ねることが可能です。

また、新規のお客さまに提案する際にもEYのコラボレーションは大きな強みを発揮します。未知の領域に関する提案では、経験や事例の不足などがネックになりますが、部門を超えて資料を提供してくれたりアドバイスをくれたり、社内には非常に心強い知見者が多数います。皆さん日々の業務で忙しいにもかかわらず、コラボレーションのマインドが根付いているのを実感します。

EYに入社して良かったこと、わかったこと

前職では単独でクライアント企業に入り、社員のような形で働くことが多かったので、お客さまの業務を深く知る機会が多くありました。対して、コンサルティングを専門とする会社では大きな課題を取り扱うことが多く、そこまでクライアント企業に入り込むことはないのではないかと考えていました。実際にEYに入社してみると、クライアントのビジネスを深く理解しているメンバーが多く、こうした知見のもと解決策を探る姿勢には大いに刺激を受けています。

私は子育てをしながら仕事をしていますが、EYには仕事と育児を両立するためのサポーティブな制度が整っていて、とてもありがたく感じています。短時間勤務などフレキシブルな勤務体系に加えて、ベビーシッターや病児保育費用の補助などもあります。子育てに積極的な男性社員も多く、非常に心強いです。

これからの目標

これからも真摯（しんし）な気持ちでクライアントと向き合い、課題解決のお手伝いにまい進できたらと思っています。経験を積んで引き出しを増やしていくことで、チームも自分自身も、できることの幅や深さを広げていきたいですね。日進月歩で新しい技術が生まれているので、情報収集や知識のアップデートも怠らないよう努めていかなくてはいけないと考えています。

私にとってのBuilding a better working world

日々のコンサルティング業務、支援を推し進めることで、業界全体、ひいては社会全体が良い方向に進む一助になればと願っています。自分自身については、今は育児をしながら働いていますが、コンサルタントとして持続的でウェルビーイングな働き方を実現していきたいと思っています。

EYに関心をお持ちのあなたへ

コンサルティングの仕事は多岐にわたっているので、自分のやりたいことを実現したり、得意なことを伸ばしたりする場として、非常に魅力的だと思います。EYには惜しみなくサポートをしてくれるメンバーが多数いて、自分らしく、安心して働くことができる環境が整っています。

私が一緒にチームを組むなら、コラボレーションに魅力を感じる方に加わっていただけたらと感じます。クライアントの課題解決にあたっては、さまざまな知見を持った専門家との協働が不可欠になります。多様な意見が飛び交うことで議論の深みは増していきますし、より良い解決策にもつながっていくでしょう。チームワークが必須となる場面が多々あるため、互いに助け合いながら作業を進めることを楽しいと思える方が向いているかもしれません。EYには国籍やバックグラウンドも含め、多様で個性豊かなメンバーが在籍しています。ぜひその一員となって、自らの成長の場を求めてみてはいかがでしょうか。