EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(EYSC)

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業界Sector

日本企業のグローバル展開を後押しし、
豊かな社会の実現へ

海外展開

シニアコンサルタント

これまでのキャリアとEYを選んだ理由

大学院で物理学を専攻し、先行研究が進んでいる欧米のチームと一緒に共同研究を行う機会がありました。海外のメンバーと協働して何かを成し遂げるという経験は刺激的で、とても強烈な印象を受けました。今思えば、グローバルとは何かを意識した最初のきっかけだったのかもしれません。大学院修了後は、グローバルな仕事を求めて商社に入社しました。化学部門に配属され、大学院で学んだ知識を生かして営業業務に携わりました。

以前からコンサルティング業界にも興味がありましたが、転職の直接的なきっかけとなったのは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)です。営業4年目で、さあこれから本腰を入れて海外にも営業をしていこうと考えていた直後に、パンデミックが起こり、期待していた営業活動がかなわなくなってしまったのです。コンサルタントであれば、自らが海外に行けなくても、グローバルな環境下で仕事ができるという期待がありました。

その後、国内のブティック系コンサルティングファームに2年間勤務し、EYに入社しました。製造業や商社など大手企業の経営戦略立案に携わりたいと考えていましたが、前職でそうした機会が少なくなってしまったこと、前職の先輩がEYに転職して、声をかけていただいたことなどが重なり、EYで働きたいという思いが高まりました。EYは「Building a better working world ~より良い社会の構築を目指して」を理念として掲げていますが、会社として目指すところが明確で、そこで働く人たちも、同じ志を持ちながら仕事をしている姿勢が魅力的でした。面接では現在所属する部門の上司と話をする機会がありましたが、物腰が柔らかく丁寧でスマートな対応で、会社の雰囲気も多様な人材を受け入れ寛容な印象を持ちました。

担当しているプロジェクト

現在は日本企業のグローバル展開を支援する部門に所属しています。グローバル市場で競い合う日本企業を、世界各国のEYの現地拠点と連携しながらシームレスにサポートを遂行します。例えば、タイのリサイクルペットボトル事業に進出したいと考えている日本の素材メーカーに対して、現地のリサイクル事業に関するリサーチを基に事業展開を提案するといった案件がありました。

私が所属する部門は比較的コンパクトなので、一人一人の裁量が大きいのではないかと思います。自らお客さまとの議論の道筋を作り、そのための資料を作成するなど、非常にやりがいを感じています。仕事を通して海外マーケットの知見が増えていくことも刺激的です。EY全体を見渡してみても、トップダウンでオーダーが下りてくるというより、一緒に考え、協調しながら仕事を進めている印象があります。そこがEYの魅力のひとつであることは間違いないでしょう。

一日の働き方

08:00    タッチポイントミーティング

前日の作業のレビューや、今日の業務についてすり合わせを行う

10:00    クライアントとの会議
12:00    ランチ
13:00    ラップアップ

クライアントとの会議を踏まえて、EYの動きを整理する

15:00    タッチポイントミーティング

1日に2回、チームでミーティングを行う

16:00    作業

クライアントとの会議の議事録を作成し、次の会議のための資料を作成

20:00    終了

金融系のコンサルティングテーマを扱いたいという思いがあり、業務終了後は金融に関する勉強をすることも

他チームとのコラボレーション

所属部門だけで完結する仕事は少なく、どのような案件でも他部門とのコラボレーションは必須です。これまで自動車関連のセクター、サプライチェーン関連のセクターなどと協働して案件を遂行してきました。他部門との協業は、クライアント目線で言えば、専門的な知見や進め方のナレッジも異なる複数部門がタッグを組むことにより、大きな付加価値が得られるというメリットがあると思います。私たちコンサルタントにとっても、未知の領域の知見や情報の入手ルートを知るきっかけとなり、得るものは決して少なくありません。

EYに入社して良かったこと、わかったこと

EYには人を尊重する文化があると実感しています。一般的にコンサルタントは非常に作業量が多く、なかには休日も資料作りに追われるといった話もめずらしくありません。もちろん、そういったケースが皆無ではありませんが、EYは極めて常識的な作業設計のもと、チームで補い合いながら進めていこうという文化があると感じています。

さまざまなセクターとの協業の機会が豊富なため、あらゆる業種、領域の案件に携わることができ、得がたい経験を積むことができています。達成感に嬉しさを感じるのは、お客さまの期待を超えるアウトプットをご提供し、それを評価していただいた時。そこに至るまでの苦労は並大抵ではありませんが、お客さまに喜んでいただければすべて吹き飛んでしまうほどの充足感が得られます。

これからの目標

入社時から一貫して海外ビジネスに携わりたいという思いがありますので、ぜひチャンスをつかんでお客さまへの支援に努めたいと思っています。さらに、今後役職が上がったときには、自ら案件を受注できるようになりたいですね。ターゲットとする市場としては、発展が目覚ましいASEAN諸国に興味があります。

私が考える「いいコンサルタント」には2つの要素があリます。1つは、お客さまに対してオープンクエスチョンで質問をしないこと。「これについてどう思いますか?」と問うのではなく、必ず自らの仮説を用意してお客さまと協議ができるコンサルタントでありたいと考えています。もう1つは、コミュニケーション力があること。どんなに詳細な資料が作れたとしても、お客さまに信頼されなければ仕事はうまく進みません。人間力とも言い換えられるかもしれませんが、コミュニケーションの能力を磨き続けることが大切です。私も目指すべきコンサルタント像を思い描きながら、日々の努力を重ねていきたいと思っています。

私にとってのBuilding a better working world

コンサルタントは何らかの悩みを抱えた企業に対して提案をしますが、単に、マイナスをゼロかプラスにすることにとどまらず、プラスの価値をさらに拡大するための働きかけをしていきたい。それが、世の中全体を豊かにする価値にもつながっていくと考えています。また、人口の数と内需の成長は比例するため、今後、日本市場の拡大は難しいと言わざるを得ません。EYが日本企業の世界展開を後押しすることで、よりよい社会の構築へとつなげていけたら素晴らしいと思います。

EYに関心をお持ちのあなたへ

グローバルファームであるEYには、多様な領域の専門家が集い、多彩な分野のプロジェクトが進行しています。これまでの経験やバックグラウンドを生かせる場が必ずあると思いますので、まずは自分が何をやりたいのかを明確にして、EYの門をたたいてほしいと思います。さまざまな案件に関わりながら、ゆくゆくは自分なりの専門性を見いだしていくことも重要です。そのためには、上司からの指示をこなすだけでなく、自ら次のアクションを考えて動いたり、提案したりすることが大切。周囲とコミュニケーションを図りながら、自分のキャリアをプランニングできる人に活躍の場が開かれていると思います。