EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(EYSC)

テクノロジーTechnology

信頼できる環境でプロジェクト推進と子育てに全力で取り組む

テクノロジー・ストラテジー&トランスフォーメーション

シニアコンサルタント

<入社年>
2021年9月
<担当領域>
公共領域のシステム構築/開発におけるプロジェクト管理

1日の流れ

09:00    本日の業務確認

保育園送りから戻ったらリモートにて業務開始。基本的に自身の担当する現地参加の会議は午後の開催が多いため、午前はリモートにて業務を行う。メール・チャット・本日のタスクを確認。

10:00    チーム内会議

チームメンバーと本日のタスクや会議資料の確認、関係事業者と調整が必要な事項の整理を実施。

12:00    移動

会議参加のため、お昼の時間を利用してクライアントオフィスへ移動。終日リモート業務の日はこのタイミングで子どもの夕食の下準備や保育園からの書類を確認。

13:00    資料作成/会議

作成資料のフィードバックや相談を直接上長と行い、資料最終化。関係事業者への会議内確認事項をチームメンバーとすり合わせ。関係事業者と会議。

18:30    離席

保育園お迎えのため離席し、子どもの対応。

20:00    寝かしつけ

子ども2人が同じ部屋で寝てくれており、基本的には寝室へ連れて行くのみ。あまり時間はかからないため、毎日このくらいの時間で安定している。

20:30    再び業務開始

子どもたちを寝かしつけたら残っている業務や離席中に受信したメール・依頼事項を確認し作業。

22:00    翌日の支度

翌日対応するタスクの棚卸しや、保育園の支度・家事など翌日に向けた準備を行う。

主な業務内容

複数事業者が参画するシステムリプレースにおけるプロジェクト管理を行っています。具体的には、各事業者の作業スケジュール・進捗状況とプロジェクトの全体スケジュールを照らし、プロジェクト全体や他事業者への影響がある遅延や重大な課題が発生していないか、発生している場合はどのようにプロジェクトを円滑に推進できるかを検討し、問題解決に向けた支援を行います。また、顕在化していない、今後のプロジェクト推進上の課題になり得る事象がないかについても、関係事業者および社内の各チームへ定期的にヒアリングを行い管理することで、リスク対応策を検討・実施するよう推進しています。

日々のタスクをこなすために工夫していること

1歳と5歳の子どもがおり、1日の業務可能時間が限られているためタスクの期日や優先順位のすり合わせをチームメンバーや上長とこまめに行い、必要な期日に必要なアウトプットを用意できるように心掛けています。また、「頑張ればできる」スケジュールではなく、着実に対応可能なスケジュールとなるよう相談しています。
また、子どもの体調不良などがあった場合は早々にエスカレーションを行い、チームメンバーへの助けを求めるようにしています。ありがたいことに子育て中の方が多いプロジェクトのため、上長やメンバーがすぐにフォローしてくれます。どこまでの作業は確実に可能で、どこから助けが必要かという会話をした上で作業の巻き取りをしてもらえるのでワーキングマザーであっても他のメンバーと対等に接してもらえることがうれしいです。

これまでに直面したチャレンジと、そのチャレンジをどのように乗り越えたか

私のチャレンジは第2子出産に当たって、産休の取得のみでフルタイム復職をしたことです。EYへ中途入社した後に、第2子を授かり産休を取得しました。少しでも早く力をつけたい、次の職階へランクアップしたいという思いが強く、長期間休むことをもどかしく感じる気持ちが強かったためです。そして、2歳の子どもを育てながらEYへ中途入社しましたが、プロジェクトで関わったすべてのメンバーが子育てと仕事のどちらも全力でやりたいという気持ちを尊重してくれるという経験から、EYの個人の目標とライフワークバランスを尊重してくれる環境への信頼が自分の中であったため決断に至りました。
このチャレンジを乗り越えられたのは、関わってくれたプロジェクトメンバーの理解によるところが一番大きいですが、自分の行ったポイントとしては次の2点があります。
1点目は、保育園入園時期を踏まえ、復職後、第2子が保育園へ入園するまでの約8カ月はフルリモートでの勤務という形で復職の際に調整をさせていただきました。無理をせず、ありのままの状況と希望を相談したことでこのチャレンジが無事に乗り越えられたと考えています。
2点目は、業務の優先順位の整理と作業内容のすり合わせをあらかじめ上長と実施するようにしたことです。時間が限られているため、対応期日を優先順位通りに作業を進める必要がありました。また、フルリモートのため、何度も近くで声を掛けて相談することが難しく手戻りも避けたい状況だったため、ある程度自分一人で進められるくらいまで具体的に担当作業のすり合わせを行いました。
結果として、キャリアもプライベートも自身の念願がかなう形で前に進むことができ、チャレンジをして良かったと思っています。

他部門との協業について

Technology × Business
物流関係の案件にて、経営課題の解決と課題対応策としてシステムを構築すべく要件定義を行う経験をしました。それぞれ専門性の高い依頼だったため、経営課題の解決においては、ビジネス戦略に強いBusinessチームにて計画・立案を行い、立案された課題解決策を踏まえて、Technologyチームにて要件定義を実施する形でプロジェクトを進めました。専門性の高いチーム間でコラボレーションを行うことでクライアントに対してより良いソリューションを提供することができたと思います。

これからの目標

前述の通り、産休の取得のみでフルタイム復職を決断するに至った要因として、次の職階へランクアップしたいという希望がありましたが、結果として復職後にシニアコンサルタントへの昇格を果たすことができました。シニアコンサルタントはチームにおいて自走力を求められる立場であると考えています。そのため、クライアントや関係事業者、EYメンバーからチームの主要戦力として認識してもらえる存在になることが直近の目標です。知識を増やすことや職階などをランクアップさせることはもちろん大切ですが、自ら考え行動した結果がプロジェクトの推進に貢献できる存在になりたいと思っています。そして、将来的にはけん引力のあるリーダーとなることが目標です。

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