EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(EYSC)

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テクノロジーTechnology

信頼を核としたグローバルプロジェクトの運営

デジタル・プラットフォーム

シニアマネージャー

<経歴>
入社年:2023年7月
化学製造会社のIT部門、ITサービス会社で主にSAPプロジェクトの経験を経て現職。
IT戦略、ITプロジェクトマネジメント、SAP(FICO・MM・SD)の導入プロジェクトおよびSAP導入に関するクライアント支援。コンサルタントからプロジェクト管理まで幅広い役割を担当。
<担当領域>
SAPプロジェクト管理・SAP導入

1日の流れ

08:00    スケジュール確認

メール・チャットを開き、1日のスケジュールを確認します

08:30    リモートワーク開始

メールの返信を開始します

09:30    クライアントミーティング

全体的な進捗を確認し、次のアクションを明確にします

11:00    資料作成

会議などの資料を作成

12:30    ランチ

昼食後、30分ほどのウォーキングで気分転換

13:30    クライアントミーティング

課題確認会やプロジェクトへの影響を確認します。打ち合わせをリードし、効率的に会議を進めます

14:30    資料作成

会議などの資料を作成

17:00    社内会議

社内メンバーとの状況確認。メンバー間で把握した課題や情報を共有します

18:00    一日まとめ

当日クライアントの所在地である米国側と会議があるかを確認し、必要に応じて準備

19:30    ディナー

家族とディナー

主な業務内容

米国に本社を置く製造業のクライアントのもと、SAP導入プロジェクトのグローバルPMOの役割を担当しています。クライアント本社と導入チームの間に入り、要件定義から本番稼働、そしてハイパーケアまでの連携、課題管理・解決などを推進しています。
PMOの役割はクライアント側の課題解決のため、重要な役割を担っています。このプロジェクトでは、導入までの期間が短いため、課題の発生から解決までの時間的余裕が少なく、スピーディーな対応が必要でした。私はSAP・日本語・英語のスキルセットがあるので、課題について日米の担当者と直接コミュニケーションを取ることができます。その他自身の経験をもとに早い段階で解決方法を提案することができたため、スピーディーに課題解決を進めることができました。
現在ではクライアントからの信頼をいただき、別のプロジェクトや海外との連携などの重要なパートを任されています。

日々のタスクをこなすために工夫していること

集中する時間とリフレッシュする時間を定め、メリハリをつけて、効率的に自分の仕事を終わらせるようにしています。
基本的なことですが、クライアントとの会議なども準備を怠りません。経営層との会議は直接戦略的な会話ができる機会なので、積極的に議論に参加し、リードしています。効率よく会議の目的を達成できることも自分の価値の一部だと考えています。

帰宅後のリフレッシュ方法

土日は子どもたちと公園でサッカーをするなど、体を動かしてリフレッシュしています。また、料理も好きなので、故郷の料理を作り家族と楽しんでいます。

これまでに直面したチャレンジと、そのチャレンジをどのように乗り越えたか

課題解決に向けた提案では、一人で全ての課題を解決するのではなく、各ステークホルダーに解決してもらう視点が必要です。

このクライアントではSAP導入プロジェクトでグローバルPMOの役割を担当していました。このプロジェクトは経営上の理由からスケジュール通りの稼働が必須でしたが、実現は困難を伴うとも考えられていました。

理由の1つが、関係者が世界中に点在していたことです。
システム導入に伴う変更点について、本社の承認を得なければなりませんでしたが、関係者が世界中の複数の拠点に所属しており、関係者を集めた会議体を頻繁に実施することが難しい状態でした。
そこでRAID Logの仕組みを使って、情報を整理した状態で関係者に共有することを提案しました。この仕組みの導入によって、発生した課題の解決はもちろんですが、リスクの段階で課題を洗い出すなど、多くの検討事項をタイムリーに取りまとめ、解決できました。
同じ仕組みは同じクライアントの別プロジェクトにも生かすことができ、有用性が十分に確認できました。

もう1つの大きな理由はプロジェクト期間が短いことでした。
SAPプロジェクトでは、システムの導入以外に業務にも変化や影響が発生します。仮に業務が滞ると、システムをスケジュール通りに導入できたとしても意味がありませんので、このような事象を防ぐためチェンジマネジメントチームを立ち上げました。
チェンジマネジメントチームは、業務に関わる変更点を業務側の担当者と共有し、必要なトレーニングを実施しました。効果は非常に大きく、短期間で業務担当者と密なコミュニケーションを取りながら育成できたため、滞りなくプロジェクトの稼働を迎えることができました。別のクライアントのプロジェクトでも、同様の仕組みを生かせると考えています。

他部門との協業について

各SAPプロジェクトで、チェンジマネジメントを大事にするお客さまが増えています。現在のプロジェクトで培った経験を他のプロジェクトに生かしたいと思います。ピープルコンサルティングと連携しお客さまが満足できるサービスを提供していきたいです。

これからの目標

大きな目標は、3つあります。
1つはSAPグローバルトランスフォーメーションの方法論を、日本のコンサルティングチームで誰もが使用できるようにすることです。
そのために自分がSAPグローバルトランスフォーメーションの方法論を使用し、ロールモデルを作りたいと考えています。
2つ目の目標は、スケジュール通り稼働するSAPのプロジェクトを多く経験し、シニアマネージャーとしてのロールモデルを作ることです。
SAPプロジェクトをスケジュール通り稼働することの重要性をまずクライアントの責任者に納得していただき、クライアントの社内にSAPプロジェクトの必要性を浸透させることです。必要に応じてクライアント企業内でトップダウンアプローチをしていただきます。
3つ目は人材育成です。SAP・英語・日本語のセットでの知識は今後より必要になってくるでしょう。各国の担当者と直接コミュニケーションを取れることで、速やかな提案や対応につながり、ひいてはクライアントからの信頼を得ることができます。