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消費財・小売流通
Consumer

大手食品企業のグループ会社における統合ビジョン・方針策定の支援

クライアントは、グループ企業の再編に向けての統合ビジョンや方針を定めるためにEYへ支援を依頼しました。
EYはクライアントの経営層と深い討議を繰り返し、その意識統一を図った上で、各機能の統合に向けた具体的な検討を進めていきました。

「中長期的(10〜20年)視点でその企業再編によってどのような価値を生み出したいのか?」「価値創出のために必要な条件は?」といった、在るべき将来像から逆算して統合方針を決めていけるよう支援を実施しました。

EYの体制とそれぞれの役割

他業界・他社事例やクライアントからの質問に対してしっかりと答えることができる、戦略の専門家と業界の専門家から成るチーム体制をクイックに構築することができたことがプロジェクトの成功にとって有効でした。
クライアントはグローバルに事業を展開していることから、グローバル企業でのビジョンや全体戦略策定の経験豊富なメンバーも加えたチーム体制で、他業界・他社の先進的事例を取り入れました。

クライアントに提供したEYならではの価値

業界の知見と消費財業界の戦略策定の経験が豊富なメンバーで構成したEYのプロジェクトチームが、経営層のディスカッションをリードしました。
社会からの要請や期待、ステークホルダーとの関係を意識し、どのような競争優位を確保していくのかを経営層と議論を重ねました。これにより、ビジョンの実現に必要な経営アジェンダを整理し、経営層・幹部社員の中で浸透することができました。また、両社の各機能が最終的にどう在るべきかという統合方針についても、大枠のイメージしかない状態から解像度を上げて整理し、ワークショップ・ディスカッションを通じて関係者間の合意形成をすることができました。

プロジェクトにおける困難点

1.多数の利害関係者の存在

グループ企業の再編ということで、多数の利害関係者が企業内外に存在し、調整に多くの時間と労力がかかると予想されていました。
しかし、EYが事前にクライアントと共にステークホルダーとコミュニケーションをとったことで、スムーズにプロジェクトを進行することができました。
その際、各ステークホルダーとは個別の議論も含め、何度も何度も意思疎通を図り、両社の間にあった壁を少しずつ解きほぐしていきました。

2.統合後ビジョンの共有

統合ビジョン策定にあたって、経営層一人一人の思い描くイメージが共有されていないという課題があり、ビジョンの解像度を上げていくことが必要でした。
そこでEYは、中長期的な社会トレンドを踏まえた上で、経営層とのディスカッションから優先順位の高い経営課題を特定し、その経営課題の解決に対して、グループ会社統合がどのような影響を与えるかという方向性で、統合ビジョンを描き出すファシリテーションを実施しました。

チーム紹介

消費財・小売流通チーム

リーダーメッセージ

「正義の味方」が巻き起こす、業界変革の旋風