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エネルギー
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大手エネルギー会社における組織再編支援

大手エネルギー会社のクライアントは、近年の事業環境の変化に迅速かつ柔軟に対応するため、営業本部体制の見直しを行いました。具体的には、親会社の営業フロント機能を既存子会社と統合する組織再編スキームで、各社の現場力を生かしたサービスの一体的提供への戦略転換を図る内容です。
2年超にわたり伴走し、スムーズな新体制へ移行をご支援した事例を紹介します。

EYの体制とそれぞれの役割

本プロジェクトは、Energyセクターのコンサルタントを中心に、テーマ・課題に応じて人事・ファイナンス・税務チームが適宜サポートするデリバリー体制を構築しました。
具体的なプロジェクト検討体制は、事務局および事業系・間接部門系の各ワーキンググループ(WG)を設置し、事業系WGで各検討を主体的に推進の上、適宜間接部門系WGと検討・協議し、事務局が全体をコントロールするかたちで推進しました。EYコンサルタントは、事業系WGでの検討全般をリードしつつ、さらに事務局や間接部門系WGにおいて再編全体タスクをカバー、モニタリングしていく役割を担いました。

クライアントに提供したEYならではの価値

多種多様な論点について、具体的なタスク設計が不可欠だったため、EYの強みである「サービスラインをまたいだコラボレーション」によって、当該部門のみならず関連部門のリソースを巻き込み、それぞれが主体的な検討推進を担う体制を整備しました。

  • エネルギー業界の類似再編事例を含む豊富な支援実績を踏まえ、プロジェクトデザイン・論点提示や、網羅的かつクライアントのニーズや状況に応じたテーマ設定により検討の抜け漏れや各種リスクの最小化を図ることで、高い実効性と効率的な検討推進を実現しました。
  • 検討テーマについても、ビジネスのみならず、人事・会計・税務など、多様な論点に対して経験豊富なプロフェッショナルメンバーがワンチームを組成することで再編全般で求められる幅広い知見をワンストップで提供するとともに、各専門WGの横断コントロールと頻繁なコミュニケーションを通じて検討の一貫性を担保することに努めました。

プロジェクトにおける困難点

組織再編は、従業員や外部ステークホルダーなど、社内外関係者に多くのインパクトを与えます。特に本件のようにカルチャーの異なる会社間での再編では統合イシューの把握やコンフリクト対応が重要となりますし、機能移管が複数の事業・組織で並行的に推進されるためさまざまなリスクが内在するなど、難易度が高い取り組みになります。
また、新事業体制での業務開始までに時間的制約があり、かつ、秘匿性の高い取り組みにおいては、多様なテーマに係る論点だしと手戻りしないための検討順序、各会社・部門との連携体制構築が何よりも重要でした。
そこで、われわれデリバリーチームはクライアントの事情を鑑みた詳細な統合プランを策定し、2年超にわたり連日WGを実施しながら検討を詰め、無事、期間内にスムーズな新体制への移行に成功しました。
頻繁なコミュニケーションを通じてクライアントとの信頼関係を構築しつつ、伴走者として共に解を探し新たな道を切り開くチャレンジができることはデリバリーチームとしての醍醐味(だいごみ)といえます。

チーム紹介

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