
金融サービス
Financial Services


他業種からの保険事業参入・支援
近年、企業の収益基盤の多角化や新たなビジネスモデルの構築が求められる中、他業種から保険事業への参入を検討する企業が増えています。
本プロジェクトでは、クライアントが本業と親和性のある保険事業に取り組むことの検討フェーズから、意思決定・実行・設立後の運営支援までを行いました。
他業種クライアントがスムーズに保険業へ参入し、事業を開始するまで支援した案件をご紹介します。
EYの体制とそれぞれの役割
EYは、クライアントの戦略的意図を踏まえ、本プロジェクトではBusiness Consultingチームを中心に、総合ファームとして会計、税務、保険数理、人事、法務の専門家が連携して取り組みました。
具体的には、関連法令や税務の観点から設立の実現可能性を検討し、新会社設立のスキーム・資本金の調整、ガバナンス態勢構築、金融事業の許認可取得等、会社設立を確実に実現するための包括的なサポートを提供しました。
保険業の特性を踏まえた組織設計やオペレーションの構築、出資スキームの最適化に至るまで、各分野の専門家がそれぞれの知見を生かしながらプロジェクトを推進しました。
ご支援体制及び役割は以下の通りです。

クライアントに提供したEYならではの価値
新会社の設立には、経営方針・事業戦略・人事・会計・法務・税務・ガバナンス等の多領域を同時並行で迅速に検討を深めていくことが必要であり、各分野の専門人材が同一のファームにそろっていなければ、設立までの時間が膨大にかかってしまいます。
EYでは、各分野のメンバーをアサインし、ALL EYで密接に連携することで、工程管理・課題管理・情報共有を行い、想定通りのスケジュール感で設立に至りました。
プロジェクトにおける困難点
本プロジェクトでは、「金融事業ならではの慣習の理解」「短期間での設立」の2つの難しさがありました。
EYはそれらを克服するため、各分野の専門知識を統合し、クライアントの期待に応える成果を挙げています。
保険業未経験企業の業界理解のサポート:
- クライアントは保険業界の特性や事業運営に関する知見が十分でなく、業務モデルの構築が課題となった
- EYが業界標準に基づく業務プロセスを整理し、具体的な事例を交えながらクライアントに説明を行い、円滑な立ち上げを支援
短期間での会社設立の実現:
- 設立準備期間が限られる中、必要な社内体制の整備、財務計画の策定、規制対応を並行して進める必要があった
- EYのフレームワークと過去の知見を活用し、スケジュール管理を徹底しながら、短期間での許認可取得と事業開始を実現
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