EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(EYSC)

 
2022.11.22
社員・プロジェクト紹介

コンサルタントから人事へ、 経験を糧にたどりついたEYでの自分らしいキャリア

EYSC人事 大津

現在EY Japanで人事として活躍する大津は、当初は業界未経験でコンサルタントとして現EYストラテジー・アンド・コンサルティング(以下、EYSC)に入社。その後、他社での人事経験を経て、EYの人事部門にアラムナイとして再入社しました。いくつかの選択肢があれば、よりチャレンジングなほうを選びたいという大津。EYの柔軟な仕組みが、その成長を支えます。

「経験の棚卸し」を経て、EYSCにアラムナイとして再入社

──大津さんはEYを一度卒業した後、再びEYに戻ってこられたそうですね。これまでのご経歴を教えてください。

もともと新卒で就職したのは事業会社(米系の医療機器・消費財のメーカー)で、営業やマーケット分析などの業務に携わっていました。その後、EYに勤めている先輩の紹介でEYに挑戦し、コンサル業界未経験で入社したのが約9年前のことです。当時はコンサルタントとして、現在のピープル・アドバイザリー・サービスに所属し、人事や組織変革にかかわるコンサルティングに携わっていました。

コンサルタントとして働くうちに、人事の業務経験がない自分がクライアントに対して、きちんと価値を発揮できているのか、実現可能な提案やアドバイスができているのかと自問自答するようになりました。自分でも人事の仕事を一度経験してみたいと思うようになったんですね。そこで、いつかEYにコンサルタントとして戻ることも視野に入れつつ、いくつかの選択肢の中で一番チャレンジングであると思った米系の投資銀行に転職しました。

──そこから、人事としてのキャリアがスタートするのですね。

はい。当時から何事も自分の目で確かめたいという想いが強く、思いも寄らない形で人事としてのキャリアがスタートしました。さまざまな業界やクライアントの業務に携わることができるコンサルタントの仕事は非常に魅力的ではありますが、自分が大切だと思える人・組織のために、人事のプロフェッショナルとして、1つのことを突き詰めるほうが向いているのではないか、と思ったのです。

──そのまま投資銀行に残って人事を極めるという選択肢もあったかと思いますが、EYに戻られたのはなぜでしょうか。

こちらも偶然と人との縁でした。EYを卒業後もEYメンバーとは、定期的に会っていたのですが、私がコンサルタントとして働いていた頃よりも社員数が何倍にも増え、会社として変革の節目にあるという話を聞いていました。また、私自身、業界未経験で入社し一コンサルタントとして、苦労を重ねた経験を持っていたので、自分の経験が何かしら生かせるのではないかと思うようになりました。投資銀行での仕事は非常にスピード感もあり、とてもやりがいがあったのですが、自身が経験をしていないため、経験に基づく地に足のついたアドバイスや助言ができているのかと思い悩んだことも事実です。自らの経験の棚卸しをした時に、やはりコンサルティング業界が自分の挑戦の舞台だと再認識したわけです。新たにコンサルタントにチャレンジする方々の気持ちに寄り添いながら、人事としてEYの変革や成長に寄与したいと思い、覚悟をもって再入社をしました

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人事の仕事の魅力は「答え」がないところ

──現在はEY Japanの人事としてコンサルタントとコラボレーションしながらお仕事を進めていらっしゃいます。具体的な業務内容を教えてください。

3つの領域を担当しています。1つは、EYSCの中途採用業務です。企業としての成長を支える上で最高の人材の採用は非常に重要です。マネージャーとして、どういった人材が必要か、EYでより活躍してもらうためには何が必要か、といったことをリーダー陣と協働しながら模索しています。

もう1つは、EY Japanの採用ブランディング。EY Japanは複数の法人を擁していますが、グローバルの方針に基づきながら、Japanリージョン全体で採用ブランディングを展開することで生まれるスケールメリットを生かしてブランディング施策を講じています。一昨年からさまざまな施策に取り組み、少しずつ手ごたえを感じています。例えば、「東大・京大就活人気ランキング」(ONE CAREER)ではEYが大幅に順位を上げて27位になり、「就活クチコミアワード2022」(ONE CAREER)のインターン部門では、多くの学生さんがEYでインターンをしてよかったと評価してくださりGOLDを受賞しました。

3つ目は業務とは少し離れますが、LGBT+とアライで構成する「Unity」というEYの従業員ネットワークで日本のリーダーを務めています。この7月からは、アジア太平洋地域の各国のリーダーからなるステアリングコミッティにも参画し、アジア太平洋地域におけるUnityの戦略や施策の策定にも携わっています。ひとつの会社にいながら幅広い業務に携わらせていただいていることに非常に感謝しています。

──大津さんが考える人事の仕事の魅力は何でしょう。

「答え」がないところでしょうか。100%の正解はないけれど、そこに限りなく近づこうと考え続けることが、従業員や組織にとってベストな結果につながるのだと思います。明確な正解がないという点は、哲学的なことを考えることが好きな自分には、合っているのかもしれません。

根本的に人が好きだということも、人事の仕事にやりがいを感じている点であると思います。加えて、組織の魅力も大いに関係していると思います。私は、EYの人と組織が好きで、EYをよりよい組織にするために、現場のコンサルタントの皆様と一体となって仕事を進めていくいくという、今の仕事にやりがいを感じています。

──EYの魅力について、どんなふうにお考えですか。

私はEYのことがかなり好きなので、魅力を話し出すとキリがないのですが、ここでは3つ挙げさせてください。1つは、「人の良さ」です。EYで働く中で他人の意見や人格を否定するような発言をする人にほとんど出会ったことがありません。また、チームでのコラボレーションを重視しているため、他者を尊重しチームとして働くことを厭わない方が多いように思います。

2点目は、一点目とも若干重なりますが、「異なるものを尊重し、受け入れるカルチャーがあること」です。少し話はそれますが、EYにはアラムナイ・カムバック制度というものがあって、私のようにEYを卒業したメンバーが戻ってこられる仕組みを導入しています。EYを卒業した後の経験や人脈も財産だととらえて尊重している。いわば「経験の多様性」を重視している取り組みです。こうした例を取り上げても、それぞれの違いを多様性として受け入れる懐の深さがある会社であると個人的には思っています。

3点目は、「グローバルな環境であること」です。私自身は、業務を通して世界中のEYメンバーと働く機会に恵まれています。異なるカルチャー・バックグラウンドを持った方々と働くことは自分にとって刺激になっており、学びの日々です。こうした環境で働きたいというのは自分の軸の一つでもあるので、とても満足しています。

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EYはメンバーの挑戦を全力でサポートします

──EYの人事として、今後取り組んでいきたいことはありますか。

EYは、常に成長と変化を続けています。それが強みでもありますが、一方で、パーパス(Building a better working world~より良い社会の構築を目指して)に基づいた経営、DE&Iを尊重するカルチャーなどEYが元々もっているさまざまな良さもあります。新しくEYのメンバーになる方にも、そういったEYのコアとなる部分を感じてもらえるような仕掛けづくりにも力を入れたいですね。

日々の業務については、「常にベストを尽くし、常に挑戦し続ける」といった気持ちで取り組んでいます。コンサルタントの皆さんはとても忙しいので、より短い時間でベストな解答を出せるよう、ミーティングの前は入念に準備を重ね、ミーティング後も何をフォローすべきか考えています。コンサルタントと人事の両方の経験をもつ自分だからこそ、EYに貢献できることが何かしらあるのではないかと思いながら働いています。キャリアチェンジの経験を今後も大いに糧にしたいと思っています。

──EYに興味を持っている読者の皆さんにメッセージをお願いします。

EYは新しいことに挑戦することを応援してくれる組織なので、未知のことに対して臆することなくやってみようと思える方は向いていると思います。一緒にEYの新しい歴史を作っていきたいと思っていただけるなら、ぜひEYにご入社ください。きっと充実した楽しいキャリアが広がっていくはずです。

私自身は、5年後、10年後を見越してキャリア設計をするより、目の前に与えられたことを信じて、まずは挑戦してみようと考えるタイプです。幸い、その時々に適切な助言を与えてくださるメンターの皆さまに恵まれて、今までキャリアを歩んできました。EYには"The exceptional EY experience. It's yours to build."というグローバル共通の考えがあって、EYでの経験は自分でつくるものだと説いています。私はこの言葉がとても好きなのですが、EYには自分が挑戦したいと思うことを積極的に伝えれば、周りが全力でサポートしてくれる環境があります。次は、私がサポートする側になり、皆さんにとって最高なキャリアを構築するお手伝いをできればと思っています。

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