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テクノロジーコンサルティング新卒内定者に向けイベント「EY Quest」を開催
シニアマネージャー 岩崎
EY ストラテジー・アンド・コンサルティング(以下、EYSC)では2022年4月から10月にわたって、新卒内定者を対象に、EYをより深く知っていただくためのイベントEY Questを開催しました。テクノロジーコンサルタント職の内定者に向けたEY Questのシリーズでは「パーパス」、「スポーツ」、「テクノロジー(メタバース)」といったテーマに関してイベントが開催され、参加者から「入社後の解像度が上がった」「有意義だった」といった前向きなコメントがあがっています。今回の記事では「パーパス」をテーマに実施したEY Quest #1の様子をお届けします。
EY東京オフィス(東京ミッドタウン日比谷)とEY大阪オフィスにて、テクノロジーコンサルティング内定者を対象に開催されたEY Quest #1ではEYのパーパスである「Building a better working world(より良い社会の構築を目指して)」について考えるワークショップを行い、EYのパートナーととともに内定者たちが自身のパーパスについて思索し、発表しました。
EY Questの趣旨とパーパス
EY Questの趣旨は大きく三つあります。一つ目はEYについて、私たちが手がけている仕事や目指していくものについて知っていただくことです。二つ目は、これから一緒に働く仲間について知ること。そして三つ目としては、皆さんご自身について、改めて考え自身をより深く知っていただくことです。
初回となる今回のテーマは「パーパス」。EYでは、パーパスの意味を社会に対する自らの「存在意義」と定義しています。なぜパーパスが重要なのか。それは、Purpose-driven、Purpose-led Company(社会に対する存在意義を持つ企業)は、外部環境の変化にかかわらず、他社よりも速く進化し、成長することが実証されているからです。
EYはBIG4の中で最も早く、2013年にパーパスを定義したファームです。
「Building a better working world」というパーパスを定義し、世界中で約150カ国36万人のプロフェッショナルが同じパーパスの下で仕事をしています。パーパス経営を実践しはじめた10年前は、まだ多くの企業が短期的な利益追求を優先していました。その中で、EYはどのように社会に貢献するかを考え、実践してきました。それは稀有で先進的なことだったと自負しています。
サステナビリティへの取り組みに関しても、2025年カーボンネットゼロを実現するという意欲的な目標を掲げ、昨年グローバル企業としてカーボンネガティブをいち早く実現しています。
企業も人も、パーパスがあることでより良くなれる
現在の日本の人口は約1億2500万人。これが2100年には5000〜6000万人に減少すると言われています。実はこれは100年前と同じ数字です。世界の人口も2100年にはピークアウトしていると予測されています。つまり私たちは、これから経済が下がっていくという前提でどのように生き残っていくかという、歴史上経験したことのない、誰も答えを持っていない問いに向き合う必要があります。
外部環境に適応して変化が必要になるとき、大切になるのがパーパスです。「世の中をこう変えていきたい」「自分はこうなりたい」というパーパスがあれば、パーパスを軸足にしてそれ以外の部分は自由に変えていけるのだと自信になります。つまり、企業も人もパーパスによって持続し、成長につながるのです。
内定者たちの心に灯るパーパスとは?
講義後、内定者のみなさんもそれぞれのパーパスについて考え、発表するワークショップを行いました。目の前に用意された白紙とペン。すらすらとペンを走らせる方もいれば、周りの様子を伺う方、真剣な顔で悩む方などさまざまでしたが、改めて自身の内面に問いかけることで、不透明だった自分のやりたいことへの道筋が見えたのではと感じました。 以下、内定者の方が考えたパーパスをいくつかご紹介します。
地元をテクノロジーで盛り上げる
人口8万人ほどの地域出身で、幼いころから自分の故郷に活気がないことを寂しいと感じていたという内定者は、EYで多様なクライアントを支援することで、潜在的なニーズを読み取れるような経験を積み、将来的には故郷を明るく活性化させる恩返ししたいと発表。
少子化や人口流出による地方の過疎化を、地方創生を軸とした再活性化といったテーマでまとめていました。故郷に対しての温かい思いも伝わってくるパーパスです。
安心して眠れる社会の重要さ
寝るのがとても好きで、ベッドに入ると1分で眠りに落ちると話す内定者は「誰もが安心して眠れる社会をつくる」ことをパーパスに挙げました。自分はなぜすぐに眠れるかという問いを掘り下げ、安心して眠ることのできる環境や社会があるからだと推察。多くの社会課題を解決した先にみんなが安心して眠れる社会を作り、それが達成できた先に、真の意味で自分自身も安心して眠れることができると語りました。
この他にも「ITで日本の競争力を上げたい」「個性を忘れない」「カッコイイ父親になる」などさまざまなパーパスが発表されました。
緊張もほぐれ、楽しいランチタイムでホッと一息!
ワークショップが終わり、ランチタイムスタート。自己紹介や趣味の話、連絡先の交換をするなど、終始和やかな雰囲気で仲間との交流を楽しみました。
最後に、EY Quest #1を終えて、内定者の感想をいくつかご紹介します。
「パーパスのようなものはEYの選考の段階から自分なりに考えていました。自分の考えていることが、本当にEYとマッチしているのかというところが正直不安でしたが、今日お話を聞いて、改めて考える機会を頂き、『ここでちゃんとやっていけそうだな』とか、『もっと、こう実現していこう』みたいな、入社後の解像度がより上がったと感じています」(内定者 Kさん)
「なんとなく抱いてた抽象的な自分のやりたいことが、お話を聞いて固まりました。周りの同期の意見を参考にしながら、より具体的に自分の目標も意識できるようになったし、周りのパーパスを聞いたのも、刺激的で良い機会だったと思います」(内定者 Yさん)
「高校時代からサステナビリティに関心があり、大学でも研究を続けてきました。これからも変わらず自分自身のパーパスとして取り組んでいきたいです。
少人数でしたので、社員さんとの距離も近く、いろいろな経験を聞くことができたのがとても有意義でした」(内定者 Sさん)
「スポーツ」と「テクノロジー(メタバース)」をテーマに開催したEY Quest #2と#3に関しても掲載予定ですので、次回以降の記事もぜひご覧ください!
※本イベントは新型コロナウイルス感染症対策を実施した上で開催しました。
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